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副腎性器症候群の治療と矯正

 

副腎性器症候群の治療は、基本的に崩れた副腎皮質ホルモンバランスを正常に戻すホルモン投与などが行われます。
男児の場合は、この治療のみでホルモンバランスが正常化すれば終了なのですが、これが女児となると少し話がややこしくなります。

副腎性器症候群のホルモンバランス異常は、その病名からも推察できるように男性ホルモンが外性器に変化を与えることになるのです。
このホルモン異常で過剰分泌されるのは男性ホルモンなので、その外性器の変化は特に女児に強く現れることとなります。
そこで必要となるのが変化した外性器を正常な形に矯正する形成手術が女児の治療に加えられます。

■副腎性器症候群の治療


●不足した副腎皮質を補充<br> 副腎性器症候群は、同じ副腎で分泌される三つのホルモンのバランスが崩れ、男性ホルモンであるアンドロゲンが大量に分泌されることが副腎性器症候群の原因です。
アンドロゲンが大量分泌されることで、分泌低下する残り二つのホルモンを補充しホルモンバランスを正常に戻し、男性化の症状を食い止めることができます。
●副腎皮質ステロイド薬
副腎皮質のホルモン分泌を促す、下垂体が分泌する副腎皮質刺激ホルモンの働きを抑制する薬物療法です。
副腎皮質ステロイド薬を投与することで、アンドロゲンの大量分泌を抑制します。
●男性化症状の治療
女児が外性器など男性化してしまった場合は、早期に形成手術を行い、形状の異常を矯正する治療を行います。
形状の変化が起こっても本来の機能には問題は無いのですが、できる限り身体に負担が少ない手術で元に戻すにはできる限り早期の治療が望ましいのです。

副腎性器症候群のホルモン異常の原因は遺伝性の疑いが強く、崩れたホルモンバランスを外部から調整し保ち続けることで症状を抑え、極端に現れたホルモンの影響を形成手術で矯正する対症療法しか現在の所方法はありません。
特に成長期に継続的な投薬が必要となりますが、正常に成長するためにも必要な治療なのです。

(Photo by://www.photo-ac.com/main/detail/1474)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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