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不眠・睡眠障害

ただの言い伝えではない!?寝言と会話してはいけない理由、病気かもしれない見分け方や対処など

寝言とは会話してはいけない、と言われたことがありませんか?横に寝ている人が面白い寝言を言っているとついついそれに突っ込んだり返事をしたくなってしまいますが、実は寝言とは会話しない方が良いと言われています。

 

その理由を簡単に解説します。

 

●元々は言い伝えから

寝言と会話してはいけない理由を何だと思いますか、と聞くと多くの人は霊的な話をするようです。

 

元々寝ているときには魂が抜けているのでそこに話しかけると外に魂が居ついてしまう、寝言に対応すると寝ている人が夢から出てこられなくなるといった言い伝えが昔から日本の各地にあるようです。

 

寝言と会話をして錯乱した例などは報告されてはいないものの、霊的な世界、精神的な世界に対する信頼度によっては寝言と会話するのは問題と思う方も多いです。

 

●科学的な根拠も存在する

寝言と会話しないように、と教えられるときの理由は霊的な理由によるものが多いですが科学的な根拠も存在します。

 

多くの寝言はレム睡眠、つまり浅い睡眠のときに言っているので会話をしてしまうと脳がさらに覚醒してしまう可能性があります。脳が覚醒するということは眠っていない状態にきわめて近い、睡眠の質に影響を与えるので寝言に話しかけるのは避けるべきです。

 

寝言に話しかけてはいけない理由、寝言と会話してはいけない理由の元々は魂が抜けている、寝ている人がパニックになるなど精神的・霊的な理由がほとんどでした。

科学的に見ても睡眠の浅い時期にさらに脳を覚醒してしまうことになるので寝言には話しかけない方がいいでしょう。

 

寝言で叫ぶのは病気かも!見分け方と対処法

寝言の内容は人それぞれ、多様です。人の寝言を偶然聞いてしまったがその内容が面白くて忘れられないなんて方もいるかもしれません。

 

寝言を言いやすい人の場合、面白い寝言を言っていたからといって心配することはありません。普段から寝言が多い人であれば病気の可能性は低く、特に対策をしなくても過ごしていけます。

 

一方で急に寝言が増えた、寝言で叫ぶという方はちょっと注意が必要です。

 

●寝言で叫ぶのは病気?

寝言で『あー!!』『うー!!』と叫んでしまう、もしくは『大嫌い!!』『もういい!!』など怒りを表す言葉を言っている場合は、過度にストレスが溜まっている可能性があります。

 

特に心配なのは、自律神経失調症やうつ病などの精神的な病です。これらの病気はストレスが過剰に溜まったときに起きる病気で、その影響が寝言に現れることも少なくないのです。

 

罵詈雑言で自分が目覚めるくらいになると相当疲れています。体のだるさや精神的な落ち込みも見られる場合には専門医の下での治療が必要です。

 

●レム睡眠行動障害の可能性

罵詈雑言や寝言で叫ぶほかに動いている、と言われたときにはレム睡眠行動障害を疑ってください。

 

レム行動睡眠障害の場合には、単なる寝相ではなく起き上がって行動するのが特徴で、ものを壊したり人を殴ったりと暴力的な行為が多いようです。周囲の人にそれを指摘された時は『そんなことはない』と最初から否定せずに、一度寝ている自分をビデオなどで撮影してみてください。その結果危険な行動が多ければ睡眠外来で治療を受けなければいけません。

 

寝言で叫ぶ、罵詈雑言を言うのは、ストレスが溜まってストレス性の病気にかかっているか、レム睡眠行動障害になっている可能性があります。ストレス性の病気の疑いが強いときはストレス源を減らすほか心療内科等での治療を、レム睡眠行動障害の疑いが強いときには睡眠外来での専門治療を受けましょう。

 

子供の寝言は大人よりも多いって本当?

子供を育てていると、子供の考え方や行動にびっくりすることも多いかもしれません。自分が子供のころもそうだったかもしれませんが、覚えてはいないので初めて見るような現象に思えますよね。

 

寝ているときの行動もそのひとつで、うちの子ってよく寝言を言うなぁと思う親御さんも多いそうです。

 

実は子供のころはどんな子でも寝言が多いんです。

 

●寝言には謎がいっぱい!

寝言はストレスとの関係性が高いと言われていますが、それでもメカニズムの詳しい部分はまだわかっていません。

 

どのような形で寝言があらわれているのか、どのような状況下で寝言がひどくなる・よくなるのかといった研究は現在も行われています。

 

●子供の寝言はストレスだけではない

大人の場合は、如実に寝言が増えた時はストレスを抱えているときと言われています。仕事でのストレスや、急な環境の変化によるストレスなどが寝言につながるのです。

 

一方で子供の寝言についてはストレスばかりではありません。成長の一つとして寝言を言う場合もあるのです。

 

●寝言で1日を振り返っている?

子供は大人よりも新しい体験が多く、脳の成長も著しいです。その日覚えたこと、その日感じたことを寝ている間にまとめるとしても、その量は多いのです。

 

色んな情報を処理しているうちに、その一部が寝言として漏れ出してしまうことも大人より多いので、子供の方が大人よりも寝言が多いのでは、と考えられています。

 

寝言とともにひどい夜泣きをしたり痙攣したりなどの異常がなければ、心配することはありません。

 

寝言にはまだ謎が多く、そのメカニズムの詳しい部分はわかっていません。ただ、大人の寝言はストレスと密接と言われていますが、子供の場合はストレス要因だけではなく、成長過程とも考えられます。

 

起きている間に手に入れた情報の整理をしている状態ですので、子供の寝言がひどくてもそれほど心配は要りません。

 

子どもに多い夜驚症とは?

子どもは比較的大人よりも寝言が多いとされています。子どもの寝言は成長過程の生理的な現象であって、多くは25歳を境にして減少していくのが普通です。

 

しかしそうした問題のない寝言とはちがった様相を呈する寝言を発するときがあります。

 

夜驚症という睡眠障害

夜驚症は2歳あるいは3歳以降にあらわれることが多い疾患で、思春期にかけて消失していくのが普通です。寝ぼけているような症状が認められ、入眠後だいたい1時間から3時間(睡眠の最初の3分の1)で症状が出現し、深夜や早朝に症状が見られることはほとんどありません。

 

夜驚症の症状

夜驚症の症状は、寝言に明確に分類されるかどうかは微妙なところですが、睡眠障害からくる寝言に分類されて説明されることも多々あります。

 

具体的な症状としては、寝ている状態から突然起き上がり、興奮して布団から飛び出たりするといった、激しい症状が夜驚症の特徴です。起き上がるときに叫び声や悲鳴を上げて目を覚ますこともあり、外見的にも恐怖に怯えたような表情をして、うめき声を出したり大声を出しながら目を見開いて歩き回ります。

 

このとき具体的な症状だけでなく、強い恐怖心から脈拍が速くなったり、呼吸粗くなったり、発汗しているなどの自律神経症状を伴うこともあります。

 

話しかけても

これに驚いて、周りの人は落ち着かせようと話しかけますが、それに対して反応することはありません。そして10分ほどこの症状が継続した後にはそのまま眠りに入り、翌朝起床するとこれについての記憶がまったくないといったことが特徴です。

 

症状が見られているときにつかまえたり、触ったりすると強く抵抗することが多く、体を揺らしたり、たたいたり、逃げ出したりすることがあります。

 

夜驚症は2~3年で自然に消失すると言われています。それよりもこれによって家族が不眠症に陥ることがあり、両親は自分たちのことにも注意を向けなければいけません。

 

激しい寝相、寝言で叫ぶ人は睡眠障害の可能性大!

同室で寝ているパートナーの寝言がうるさい、寝相がひどいと悩んでいる方も多いかもしれません。

寝相や寝言の中には、病気の症状も少なくはありません。

 

●寝相・寝言とは

寝言とは、言葉の通りで寝ながら発している言葉です。

寝相は寝ているときの体の様子です。

寝相がまったく変わらないという方はほとんどいません。

人間は寝返りを一晩で20回から30回打っているので、大半の人は寝始めと起きたあとの場所は異なります。

寝相がひどい人の場合、寝始めに頭があった場所に足があったり、ベッドや布団から大きくはみ出していることもあります。

 

●寝相・寝言がひどいとどんな病気なの?

寝相・寝言があまりにもひどい場合には、レム睡眠障害の疑いがあります。

レム睡眠行動障害では、夢に見た内容に沿った行動を現実でしてしまいます。

大人の夢遊病とも呼ばれている病気で、夢の内容が殺伐としている場合には近くにいる人を殴ったり蹴ったりもします。

治療は主に薬物療法です。

 

●病的な寝相の人ってどれくらいいるの?

久留米大学医学部の主任教授によれば、病的な寝相、病的な寝言といえる症状を持っている人は、推定で50万人程度と考えられるそうです。

気になる点があれば、睡眠外来に行って診察を受けてみるというのもよいでしょう。

レム睡眠行動障害もほかの睡眠障害も早期治療が重要です。

 

 

寝言の原因はストレス!?病的な寝言の見分け方

家族の寝言、友達の寝言など人の寝言を一度くらいは聞いたことがあるという方が多いと思います。

中には自分の寝言で夜中に飛び起きてびっくりなんていう人もいるかもしれません。

そんな寝言の原因はストレスと言われています。

 

●PTSDの子には寝言が多い?

PTSDとは心的外傷後ストレス障害というもので、事件や事故、災害などを体験した後に出るさまざまな症状です。

いわば普通よりもはるかにストレスがかかっている状態なのですがPTSDになると毎晩のように悪夢を見て、それに付随するような寝言を言うといわれています。

例えば夢の中で何度も事件のときと同じような体験をして、犯人から逃げようと声を出している夢と寝言がリンクするといったような感じです。

このことから、過度なストレスは寝言を誘発する可能性があると考えられます。

 

●危険な寝言の特徴を覚えておこう

危険な寝言の特徴を簡単にまとめるとひとつははっきり聞き取れない寝言です。

これはストレスだけではなく睡眠時無呼吸症候群など睡眠時の気管・喉に問題があるとも考えられます。

次に寝ているときに動きながら寝言を言っていた場合です。

レム睡眠行動障害と言われる病気ですが、ベッドから起き上がって急にしゃべりだしたり、人によっては暴力を振るってしまうこともあります。

はっきりとした寝言に動きが伴っている場合は注意が必要です。

 

寝言の原因のひとつにストレスが挙げられます。

また、危険な寝言にはうめくような寝言、はっきりとした寝言に動きが伴っている場合などがあります。

 (Photo by:http://www.ashinari.com/ )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-26掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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