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肝臓にできる悪性の腫瘍「肝細胞がん」の発症や症状について

 

肝臓にできる悪性の腫瘍(がん)の中で多いもののひとつが肝細胞がんです。肝臓そのものから発症した原発性の肝臓がんのうち、約90%が肝細胞がんで、残りが胆管細胞がんです。そのため原発性の肝臓がんというと主に肝細胞がんを指すことがほとんどです。

 

 

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肝細胞がんで死亡する人は年間約3万人おり、男性においてがんによって死亡する死因の順位は肺がんと胃がんに続いて第3に位置しています。

 

肝細胞がんの発症

肝細胞がんは成人型肝がんと言われることもある肝臓のがんですが、子どもでも見られるもので、肝臓の悪性腫瘍の中で最も発生頻度の高い肝芽腫に次いで多い肝臓がんです。子どもの悪性腫瘍の20%前後を占め、5歳以上でよく発症し、男児に多く見られることが知られています。一方大人では基礎疾患として慢性肝炎や肝硬変などの肝臓病を有している人に発症することが多く、B型肝炎ウイルスの保菌者における発がんの関係も示唆されています。

 

日本における肝細胞がん

肝細胞がんは肝臓疾患が全くない人が発症することはまれです。ほとんどがB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスに感染していることによってウイルス性慢性肝炎の状態にあったり、普段の食生活の乱れや飲酒によって肝硬変を発症している、あるいは発症しうる状態の患者さんです。そのため、これらの疾患にかかりやすい人、つまり高齢者や男性の割合が比較的高い傾向にあります。

 

症状

症状は肝臓の機能障害で見られるような腹痛、発熱、倦怠感、黄疸、腹水の増加などが起こることがありますが、肝臓疾患の自覚症状は元々どういった疾患でも自覚症状が出にくく、無症状のことも多くあります。特に直径5㎝以内の肝細胞がんであればほとんどが無症状です。ただし、腫瘍が小さくても肝細胞がんが破裂し、腹部の空間に大量に出血すると、腹部の激痛と血圧の低下がみられることがあり、命にかかわる状態になることもあります。

 

 

肝臓がんをはじめとして肝臓の疾患は、元々は男性に多い疾患として知られてきましたが、現在は女性、特に閉経後で女性ホルモンの分泌が止まった女性に増えてくるようになりましたので、女性だからと言って安心ということは言えません。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2006/10/29-000477.php?category=33])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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