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悪性腫瘍の血液検査と腫瘍マーカー

 

腫瘍には悪性と良性があり、肝臓における腫瘍の多くは悪性です。悪性腫瘍はがんと呼ばれ、子どもの肝臓がんの中でも最も多い肝芽腫やがんの死亡者数の中でも上位に入る肝細胞がんなどがあります。こうしたガンの検査には主に血液検査や超音波、MRIなどによる画像診断が行われ、血液検査では腫瘍マーカーの有無が重要な点になります。

 

 

血液検査

上記のような肝臓の悪性腫瘍を診断するのに欠かせないのが、血液検査によって腫瘍マーカーを測定することです。最も有名な腫瘍マーカーはα-フェトプロテイン(AFPという値で、悪性腫瘍がある場合この値が高くなります。

 

α-フェトプロテイン(AFP)とは?

これはたんぱく質の一種で、元々は胎児の血中や羊水に含まれているものです。しかし、生まれた後には徐々に生産が止まっていき、健常者の血中にはほとんど存在しなくなります。一方でがん化した細胞で盛んに生産されるのが特徴で、肝臓がんの発見に役立ちます。AFPの値の基準は20ng/ml以下です。しかしこの値が200400ng/mlになると肝臓の悪性腫瘍の存在が疑われ、4001000ng/mlになると高確率で肝臓にがんがあります。

 

肝硬変や肝炎でも陽性になることが

肝硬変や肝炎もその進行の程度に寄りますが陽性を示すことがあります。これで陽性を示した場合、肝細胞の壊死が広い部分にわたっているなどしているときで、値は基準値の数倍になります。しかし、肝臓がんのときの値には及ばないことがほとんどです。

 

他のがんでも陽性になる

胃がんや大腸がんなど肝臓以外のがんがあっても陽性反応を示すことがあります。しかし、こうしたがんによって陽性になってもその値は肝臓がんのそれほど高値にはなりません

 

 

AFPの値は高い場合はまず肝臓がんが疑われます。その後、他の肝臓がんを支持する腫瘍マーカーを測定したり、超音波検査などによって画像診断をしたりして、腫瘍の存在を確定し、治療に入っていきます。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/08/29-349554.php?category=393])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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