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気になる病気・症状

肝細胞腺腫という良性腫瘍

 

肝腫瘍の中には、腫瘍の組織を採取した結果良性と判断されるものもあります。多くは無症状で、腹痛やしこり、食欲不振などの自覚症状が出たり、がん化する可能性がない限り特別治療をするものではありません。

 

 

肝細胞腺腫という腫瘍

良性の肝腫瘍の中に肝細胞腺腫という腫瘍があります。20代から40代の女性に多く、日本ではまれな疾患です。多くの場合肝腫瘍は肝硬変を伴うことが多いですが、肝細胞腺腫は肝硬変を伴わず、糖尿病を発症している人に多い傾向があると言われています。

 

原因

肝細胞腺腫の原因ははっきりとはわかっていません。他の良性の肝腫瘍と同様に寄生虫が関係しているケースもありますし、胎児のときに母胎内で何らかの異常に接触したケースもあります。ただ特徴的なのは経口避妊薬や性ホルモンの服用をしている女性に多い傾向があることで、経口避妊薬が原因ではないかとされています。

 

症状

初期の頃は無症状で、知らない内に重症化するケースも少なくありません。進行すると腹痛や食欲不振、便秘、発熱、頭痛、倦怠感といった症状が見られ、腹部のしこりが確認できることもあります。

 

経口避妊薬をやめるあるいは…

経口避妊薬によって腺腫が引き起こされている場合、服用をやめることで多くの場合腺腫が消失します。組織を切りとって調べる検査をすることもありますし、超音波やCTなどの画像診断、血液検査がなされることもあります。肝細胞腺腫は良性腫瘍と言ってもがん化する危険性をはらんでいますし、万一腺腫が破裂し出血を起こすと緊急手術が必要になります。そのため、多くは治療が行われます。初期であればエタノールの注入で治りますが、進行している場合は切除手術が必要です。

 

 

良性腫瘍は特段治療が必要ないからと言って肝臓に負担をかけてよいとか、放っておいてよいということではありません。何かのきっかけがん化する可能性を考え数か月ごとの健診で腫瘍の大きさの変化や進行を観察していくことが、必須です。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/10-019599.php?category=265])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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