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気になる病気・症状

薬が肝臓の害になる?

 

肝臓な様々な役割を担う臓器ですが、重要な役割の中に体に不要な物質や、体にとって異物となるものを代謝分解する働きがあります。体に害をなすものはいろいろとありますが、体の不調などに対して用いられる薬剤もその一つです。

 

 

薬は異物

薬は人の体にとっては異物であり、排除の対象です。そのため体の中で効果を発揮した後の薬は、最終的には肝臓や腎臓によって代謝排泄されることになります。つまり薬剤が体の中に入れば、それを排泄するために、それだけ肝臓がたくさん働かなければならないことになるのです。そのため肝障害があるときの薬の使用は慎重にならなければいけませんし、気をつけなければならない禁忌薬がいくつもあります。

 

肝障害で薬が害になる理由1

肝障害のときに薬の使用に慎重にならなければならない理由の一つが、薬の体内蓄積です。肝臓の働きが低下しているときに薬を服用すると、薬の代謝が遅くなりその薬の血中濃度が高くなります。薬は元々肝臓や腎臓で代謝されることを見越して作られていますから、上手に代謝されないということは、薬を過剰摂取していることと同じ状態になり、重い副作用や中毒症状を引き起こすことがあるのです。こうした作用は特に肝代謝や胆汁排泄性の高い薬において懸念されます。

 

肝障害で薬が害になる理由2

もう一つの理由は、肝臓に対する直接的な影響です。こうした影響は肝毒性とも言いますが、先にも述べたように薬の排泄作業をするには肝臓がたくさん働かなければなりません。肝障害で元々弱っているところにたくさん作業をさせてしまうのですから、これは相当な負荷がかかることになり、肝障害が余計に悪化する危険性があります。

 

 

こうしたことを踏まえ、肝障害のときに治療を受ける際は医師に十分に服用している薬を伝えることが必要です。処方された薬でなくても、市販薬を使用する場合も医師に確認して服用する方が安全です。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/27-382595.php?category=173])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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