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気になる病気・症状

薬やアルコールの過剰摂取が肝臓に負担をかける

 

肝臓の役割はたくさんあります。消化液である胆汁を生成することもそうですし、脳のエネルギー源であるブドウ糖を貯蓄供給することも体に欠かせない役割です。こうした重要な役割の中の大切な働きの一つが解毒です。

 

 

解毒される薬やアルコール

薬は自然に摂取する食べ物とは違って人が成分を調合したものですから、人の体にとっては異物であり、ある意味では有害物質と見なされます。そのため薬を服用すると肝臓はそれを解毒し、無害なものへ変えるように働きます。またアルコールは言わずもがな体にとっては有害物質であり、肝臓で無毒化される対象です。

 

肝臓の能力を上回る摂取

薬は過剰摂取や長期摂取をすることによって、想定されている以上に体に影響を及ぼしてしまい、肝臓の解毒作用がそれに追いつかなくなることがあります。あるいは特定の薬に対してアレルギー反応を示す体質の場合もこれと同じで、体が薬に対して過剰反応してしまい、肝臓の処理能力が追い付かなくなります。アルコールの場合でも同じで、度を越して摂取してしまうと肝臓の解毒作業が急ピッチで進められる、あるいは追いつかない事態になり、肝臓に負担をかけます。このようにして肝臓が通常働く異常に重労働を強いられることによって、肝臓がダメージを受けます。ダメージの原因が薬であれば薬物性肝障害と言いますし、アルコールが原因であればアルコール性肝障害と言います。

 

摂取をやめればおおむね良好

薬物性、アルコール性のどちらでも原因となるものの摂取をやめれば、ある程度の段階までは肝臓が自己回復してくれますし、その方法が一番確実です。ただし、薬に関してはいきなり服用をやめることで反動的な作用が見られる場合もありますので、服用をやめるに際しては慎重な判断が必要な場合もあります。

 

 

肝臓はあまりにも機能が多く、脳と並んで人工的につくるのは不可能と言われている臓器です。体を維持するのに不可欠な重要な臓器であり、高機能であるが故に自覚症状の出にくい臓器でもある為、過度な負担をかけないよう自身の生活を一度振り返ってみるとよいかもしれません。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/11/14-372924.php?category=173])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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