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気になる病気・症状

薬物性肝障害はどんな風に発症する?

 

アルコールの摂取によって肝臓に負担をかけると言うイメージのある人は多いと思います。しかし肝臓に負担をかけるのは何もアルコールだけではなく、肉などのたんぱく質もそうですし、食品添加物や、体内で発生するアンモニア、薬も過剰摂取をすることも肝臓の負担になります。特に薬の副作用や、薬に対するアレルギー反応によって肝臓がダメージを受けることを薬物性肝障害と言います。

 

 

症状のあらわれ方

薬によって引き起こされる肝障害は服用を開始した後、1週間から4週間以内に起こることが多くあります。長くても2ヶ月以内に症状などが観察されることがほとんどです。初期症状としては多くの肝臓疾患で見られるような発熱や黄疸症状が見られることがありますが、自覚症状が乏しく異変に気付かないこともしばしばあります。また、こうした症状はウイルス性肝炎でも同じように見られるものであり、症状だけからウイルス性か薬物性かを判断することはできません

 

検査

自覚症状があまりない場合には血液検査が有効です。

血液検査においてはASTALTALP、ビリルビンと言った値が高くなる傾向があります。しかし、こうした値はウイルス性の肝障害でも見られるものですし、時には薬物性肝障害を発症していても異常値にならない場合があります。

 

薬物性肝障害を疑うには

はじめて原因となる薬を服用した場合は、その薬が原因であることを確実に診断するのは困難です。そのためこうした場合は除外診断が多くの場合使用されます。除外診断とは他の肝障害の可能性を削除していくことです。

ウイルス性・アルコール性肝障害の可能性が低い

薬物性肝障害の可能性の高い薬物を使用開始してからあまり時間が経っていない

末梢血で白血球の増加が認められる

血液像で6%以上の好酸球の増加が認められる

こうした項目を参考にして薬物性肝障害が疑われることになります。

 

 

他にも採血によってとりだしたリンパ球によって、薬物の刺激試験を行う方法もありますが、薬物性肝障害の場合薬物そのものが原因というよりも、薬物を代謝している途中の物質が原因となることが多く、あまり有効とされていません。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/06/06-347920.php?category=29])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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