カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法

気になる病気・症状

IgA腎症はほとんど無症状?

 

IA腎症は日本を含めたアジア圏では慢性の腎疾患の中でもよく見られる疾患です。20代をピークとしてどの年代にもみられる疾患ですが、発病の経緯などよく分かっていないことも多い疾患です。

 

 

ほとんどが無症状

発病していてもほとんどが無症状で、健診や学校の検尿などのきっかけによって発見されることが大部分のようです。他には扁桃腺炎などにかかった後に肉眼的に血尿が認められて発見されることが全体の約10%程度で、まれではありますがネフローゼ症候群や急速進行性糸球体腎炎によって発症するケースも5%以下の割合でみられます。

 

所見は血尿

IgA腎症を発症した際に必ず見られるのが血尿です。上記では症状はないと言っていたのに血尿?と不思議に思うでしょうか?ここで言う血尿はあからさまに見られるわけではありません。ここで必ず見られると書いているのは顕微鏡的な血尿で、検査によって見られるものです。血尿は腎臓の炎症の強さを反映するものとされていて、重要な症状です。

 

たんぱく尿も

尿検査では血尿とともにたんぱく尿も認められますが、発症の初期にはたんぱく尿が認められないこともあります。尿たんぱくは(±)~(+)ならば心配はいりませんが、(++)以上になると将来的に腎臓の働きが低下してくることがありますので注意が必要です。

 

他の症状

あまり多くはないですが、他にも症状が見られることがあります。見られるのは上気道炎や、扁桃炎、下痢、腹痛、高熱などです。また高熱を伴うときは肉眼的に確認できる血尿が見られるのが特徴です。これらは主に急性的に悪化した場合に多く見られますが、他にも急性的に悪化した場合は、腎臓の糸球体という毛細血管に白血球が集まって強い炎症を起こしますから、腎臓全体が腫れ、腎臓のあたりに鉛が入っているような重みを伴う腰痛を感じることがあります。

 

 

血尿やたんぱく尿と言った症状が必ず見られる症状ですから、やはり定期検診などで見つかることが最も多いケースです。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/06/21-022779.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

IgA腎症に関する記事

IgA腎症にはこんな生活を。

    IgA腎症とは、腎臓で尿をろ過する糸球体にIgA免疫複合体が沈着する...

自己免疫疾患、IgA腎症の根治療法『扁桃摘出術』とは?~腎臓疾患の治療~

  IgA腎症は、扁桃からの二次感染によって起こる?   IgA腎症と...


アジア圏に多いIgA腎症

  日本における慢性腎炎の半数はIgA腎症という疾患です。IgAとは免疫グロブ...

慢性糸球体腎炎で一番多いIgA腎症!

    尿を濾す網の役割を持つ腎臓の糸球体、その糸球体に起こる慢性糸球体腎炎...

カラダノートひろば

IgA腎症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る