育児
赤ちゃんの言葉はどう発達していくの?クーイングから喃語(なんご)への変化
赤ちゃんのおしゃべりは意味の無い言葉を発することから始まります。
こういった言葉はクーイングや喃語(なんご)と呼ばれます。
クーイングとは
「あーあー」「あうー」など、舌を使わない母音を使った言葉の発声です。
生後2〜3ヶ月頃から始まり、機嫌の良い時によく発声されます。
泣き声と違って意思を伝えようというものではありませんが、口腔や喉の形が発達してきた証拠と言えます。
喃語(なんご)とは
「ばぶばぶ」というように多音節からなる音を発声します。
まずは母音の喃語から始まり、後に子音も使えるようになります。
この段階で声帯や横隔膜が次第に使えるようになり、より精密な言語が発声できるようになっていきます。
生後10か月頃になると言葉とともに身振りなどでも意志伝達ができるようになり、徐々に喃語は減っていきます。
赤ちゃんはお父さんやお母さんとのお話が大好きです。まだまだ意味のある会話はできない時期ですが、たくさん話しかけてあげるようにしましょう。
これが今後の言葉の発達だけではなく、親子の信頼関係や人とのコミュニケーション能力を築いていく上で重要なものなのです。
何をしても可愛い赤ちゃんですが、クーイングや喃語を話している時はより一層可愛らしいですよね。
赤ちゃん自身も声が出せるのが嬉しいのか、とっても楽しそうです。
この時期だけのクーイング・喃語を親子でぜひ楽しんでくださいね♪
(Photo by:http://www.photo-ac.com/)
著者: カラダノート編集部