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アレルギー

思春期および20歳代前半の喘息

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■特徴


思春期~青年期における喘息は、いくつかの特徴があり、治療管理上、注意が必要です。

1.寛解していく時期ではあるが、この時期になってもコントロールできていない患者は、成人まで持ち越す可能性が高い
2.小児期に比して喘息死亡が増加する
3.以前の薬物の効果が一見悪くなり、小児に比べて発作入院期間がやや長引くことがあるが、患者・家族と退院を急ぐ傾向にある。
4.親子関係、友人関係、学業、進学、就職などに関連する心理・社会的ストレスが多く、生活が乱れやすい。
5.治療の主導権が保護者から患者本人に移り、治療の意思や積極性が低下し、治療がおろそかになることが多い
6.思春期喘息は不安障害やうつ病を合併しやすく、また逆にこれらを有する思春期の若者は喘息の発症率が高い。
7.受療率が激減する。
8.月経により発作が左右されることがある。
9.感染合併や無気肺は生じにくいが、縦隔気腫、皮下気腫を伴う率は相対的に高い。
10.IgE値は低下の傾向にあるが成人よりは高く、アトピー型が多い。ただし、食物アレルゲン陽性者は少ない。

■治療上の注意点


体調に関して今までは保護者管理だったものが、思春期になると自己管理をしなければいけなくなります。
それに伴い、喘息の治療に対しての積極性や意欲が薄れ、治療が疎かになってしまうことが多々あります。
喘息のリスクを軽視したり、服薬をさぼったり、病院に行く回数を減らしたりするのは、思わぬ発作を起こす危険性もあるので、患者自身が喘息を軽視せず積極的に治療に参加することが大切です。

(Photo by //www.flickr.com/photos/8593364@N06/3487310238/sizes/n/in/photostream/ )

著者: くまさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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