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動物から人へと感染?炭疸菌による感染症、人獣共通感染症の症状

 

 

炭疸(たんそ)という病名を聞いた事があるでしょうか?

炭疸とは、炭疸菌による感染症で、全世界に共通する人獣共通感染症なのです。

 

動物から感染

炭疸は、動物から人へと感染することがあるので、農業(家畜など)、獣医、動物品処理などの職業に多く見られる感染症として有名です。

炭疸に感染した肉を食べることでも人間に感染するため、過去には正規外ルートで解体処理された肉を食べた人が集団感染することもありました。

しかし、現在ではこういった正規の検査を受けずに食肉加工されることもありませんので、感染も少なくなり、近年では発症患者は見られていないようです。

 

炭疸の症状

症状は感染した経路によって違ってきます

皮膚から感染した場合は皮膚炭疸となり、これは症状全体の約9割を超える症状になっています。

そのほかとしては、肺炭疸、腸炭疸、髄膜炭疸などがあります。

 

皮膚炭疸

初期症状はニキビや虫刺されの様でその後水泡ができ、最終的には黒ずみのようなアザになります。

7~10日位で完治することが殆どですが、稀に感染がリンパや血液中に及ぶと敗血症となり命の危険性が出てきます。

肺炭疸

初期症状はインフルエンザに似た症状で、高熱や気管支炎、倦怠感や筋肉痛がみられます。

数日後第2段階の症状として、呼吸困難やチアノーゼが見られるようになると数日中に死亡してしまいます。

腸炭疸

炭疸菌に汚染された食品を飲食することで2~5日後に発症します。

初期症状は、嘔吐や発熱、食欲不振などの食あたりのような症状ですが、後に腹痛や腹水貯留、吐血などが見られるようになり、敗血症へと移行しショックやチアノーゼを引き起こし死亡します。

髄膜炭疸

主に肺炭疸からの移行で引き起こりますが稀に、初感染での髄膜炭疸もみられます。治療を行っても発症後2~4日で死亡してしまいます。

 


 

 

現在の日本ではあまり見られることの無い珍しい感染症である炭疸ですが、致死率が結構高いことが特徴ですので、十分に理解しておかなくてはならない病気のひとつでしょう。

 

(Photo by: [//www.pakutaso.com/20130335067post-2516.html])

著者: ママゴリラさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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