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メンタル

ポジティブな自己否定とネガティブな自己否定?

 

うつ病患者の思考は自己否定の方面に進んでしまう傾向にあります。

 

 

比較的ポジティブな自己否定

楽観的なことと比べて自分はその対極にあるだとか、それに達していないと考えることがあります。こうした思考傾向はうつ病患者の思考全体からすると比較的ポジティブな自己否定かもしれません。たとえば、「何も楽しいことがない」「自分には希望がない」「ポジティブになれない」「人とうまく付き合えない」「元気が出ない」といったことで、こうした思考の場面では、うつ病患者は自分よりも高い水準と自分を比べて自分が劣っているといった思考をします。ただし、思考全体の中でポジティブなものだからと言って、これが良いものというわけではありません。「人とうまく付き合えない」から「生きている意味がない」と思考が進むことも十分にあります。

 

ネガティブな自己否定

上記のような思考は患者本人にポジティブなものを見る余裕があると考えることも出来ます。しかしマイナス思考が特に強いときにはポジティブなものを見る余裕がなく、自分の欠点や嫌いな部分にばかり目がいってしまうことがあります。こうした側面は謙虚さを美徳とする日本人に比較的多い傾向にあり、健常者であっても自分の良い面ではなく悪い面ばかり見てしまう傾向にあります。こうしてネガティブな思考のときはいくらポジティブな考えや情報を伝えても意味がありません。「自分はダメだ」「自分がこんなだから病気になったんだ」「自分には価値がない」といった、とにかく自分を追い詰めるような思考をします。もちろん、「自分には価値がない」から「生きている意味がない」と思考が進むことは十分にあります。

 

 

ポジティブな自己否定の場合は他人と自分との落差に嘆いて、それが大きく感情を動かして最悪の結果になってしまうこともありますので、この状態の患者にかける言葉は慎重に選ばなければなりません。またどちらの場合も不用意に励まされることで、それ自体が自己否定の材料になってしまうこともありますので注意が必要です。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/12/31-374655.php?category=265])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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