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メンタル

死の前で揺らぐうつ病患者

 

うつ病患者の精神状態は、うつ病患者本人にとって非常に苦しいものです。マイナス思考がどんどんと連鎖的に続いていって、どん底にはまって抜け出せないような状態になっている感覚でいるため、そこから「助けて!」「上がりたい!」と言った気持ちすらも持てなくなっていきます。

 

 

自殺は手段

健常者からすると自殺は究極的な選択のように見えます。しかし実際うつ病患者にとっての自殺はそんなに大きなことではない場合が多くあります。というのも、下降していく思考の悪循環の中で死が非常に身近なものになっていくからです。もっと言えば生きている世界と死んだあとの世界の境界が曖昧になっていくとも言えます。それに加えて自分は「死んでしまいたい」「消えてなくなりたい」と言った欲求があるわけです。こうした思考的に死に深く関わっていく状態の反面、やはりどこかで踏みとどまる面もあるのです。しかし、何かバランスが崩れたときにそこにある線をまたぐかのように、比較的簡単に自殺を図ってしまいます。これは本当に死ぬためというよりは精神的な安定をはかる為であるとされていて、結果として助かった人の口からは「本当に死のうとしていたのかどうかわからない」という言葉も聞けます。

 

死に関して妙に現実的な面が

また、死に至るまでに比較的見られるのが、死に関する現実的な思考です。下降する思考の中で、やはり「死にたい」だとか「消えてなくなりたい」と言ったことを思います。しかし同時に考えるのは「今死んだら家族に迷惑がかかるな」「どんなふうに死んだって誰かに迷惑がかかってしまう」「何もなかったかのようにいなくなる方法はないものだなぁ」と言ったことです。こうした相反する思考の葛藤によって現実につながれているのです。これが衝動的な自殺とは大きく違うところかもしれません。

 

 

死に深く関わっていく反面、やはり自殺はうつ病患者本人の中でも大きなことなのでしょう。 

  

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/02-018593.php?category=53])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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