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介護・認知症

入居一時金の仕組みとは?~有料老人ホームの注意点について~

 

有料老人ホームで最も多いトラブルは、入居一時金の償却に関するものです。

償却は賃貸住宅などにはない、有料老人ホーム特有のシステムなので注意が必要です。 

 

入居一時金とは

入居時に一括で居室や共用スペースを使用する費用を前払いするのが、入居一時金です。

0円から、数千万円単位まで金額に差があります。入居一時金がない代わりに、月々の利用料が高額という施設もあります。

  

償却の仕組み

◆初期償却

入居した時点で、入居期間に関わらず引かれる金額です。

たとえば初期償却が40%の有料老人ホームに1000万円の入居一時金を支払うと、入居期間に関わらず退去時に少なくとも400万円が差し引かれ、返還されるのは600万円以下になります。入居3ヶ月でも、初期償却が行われます。

初期償却の率が低いほど、返還金が多くなります。

 

◆償却期間

施設ごとに定められた償却期間を過ぎると、その後に退去しても返還金は0円です。

「入居一時金を使い切った」ということになります。償却期間は、施設によって差があります。

入居時に要介護状態の人が利用する介護付き型有料老人ホームでは、2~8年、おおむね5年の場合が多いようです。

入居時に自立している人が利用する自立型・住宅型施設では、7~20年、だいたい15年です。

償却期間も異なるのは、要介護状態の人と自立の人では、入居期間の想定に差があるためです。 

 

退去時の返還金は、入居一時金から初期償却分を引き、さらに居住期間によって償却される金額を引いた分です。

入居期間が短かったのにほとんど返還されなかった、償却期間が短く、1円も戻ってこないといったトラブルが目立ちます。

契約の際、償却に関する規定を、特に念入りに確認してください。 

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2013/09/18-382223.php) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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