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膀胱の機能低下を引き起こす疾患!夜間頻尿の3大原因とは?

 

膀胱の機能低下を引き起こす疾患

就寝後に尿意をもよおして排尿のために起きなければならなくなり、それによって日中の生活に支障が出る夜間頻尿は、膀胱機能の低下によって起こることがあります。膀胱の機能低下によって引き起こされる夜間頻尿はそれによって、睡眠の質が下がるため、原因となっている疾患などを確定し治療することが必要です。

 

機能低下の原因となるのは以下のような疾患が認められます。

 

前立腺肥大症

…前立腺は膀胱の下部、尿道括約筋の奥にある臓器で、男性生殖器のひとつです。中央を尿管が通っており、この前立腺が腫れて大きくなることで尿道が圧迫され、尿抵抗が高まったり、尿の勢いが弱くなったりする症状が見られます。また、これによって膀胱機能が変化し、頻尿、尿意切迫感、夜間頻尿といった刺激症状も見られるようになります。

 

神経因性膀胱

…尿意は膀胱に尿がたまることによってセンサーが反応し、その信号が大脳に送られて感じられるようになります。これによって排尿したり逆に排尿を我慢したりできるのですが、この神経の障害によって排尿障害が起きます。

 

過活動膀胱

…過活動膀胱は加齢とともに増える疾患で、排尿に関する筋肉が過剰に活動するために尿意切迫感などを自覚します。

 

間質性膀胱炎

…慢性膀胱炎の一種で上皮と筋肉の間にある間質が慢性的に炎症を起こします。これは女性に多い疾患で、頻尿や残尿感、排尿痛などを引き起こします。間質性膀胱炎の膀胱は筋肉が委縮しているため膀胱が膨らまず、通常の半分以下の尿量しか貯めることができず、夜間頻尿につながります。

 

加齢による機能低下

…歳をとると、膀胱のみならず各器官の機能が低下していきます。

 

こうした疾患によって夜間頻尿が引き起こされ、睡眠の質が低下したり、睡眠不足になったりします。

 

“排尿日誌”で自分の排尿状態をチェック!

就寝前にたくさん水分をとると就寝途中に尿意をもよおして、排尿に起きたりすることはあります。しかし、そう言った原因とは別に疾患や、睡眠障害、加齢といった原因によって就寝中に排尿に起き、日中の活動に支障が出るような症状を夜間頻尿と言います。

 

原因は様々

夜間頻尿の原因は多岐にわたります。就寝中に眠りが浅いことによってちょっとしたことで起きてしまい、排尿に起きる場合は不眠症や睡眠時無呼吸症候群などの疾患が疑われますし、多尿といって、通常の夜間の尿量よりも多いことで夜間排尿のために何度も起きることもあります。また、具体的な疾患として過活動膀胱や、前立腺肥大症、前立腺炎などが膀胱の機能を低下させていることもありますし、単純に加齢によって膀胱の機能が低下している、あるいは明らかな原因が分からないと言った場合もあります。しかしいずれの場合も睡眠を中断して排尿のために起きるのですから、起きる回数が多くなればなるほど絶対的な睡眠時間は少なくなりますし、何度も起きることによって継続的で安定した睡眠がとれなくなり睡眠の質が低下します。

 

自分でチェック

このようにさまざまな原因がある上、排尿に関することを客観的に考えることには難しさがあります。そこで自分の排尿を客観的に知る方法が排尿日誌です。排尿日誌とは朝起きてから次の日の朝までの間で、排尿した時刻と排尿量を日記のように記録していくものです。排尿量は目盛りのついたコップを使用して測定し、これによって1回あたりの排尿量、つまり膀胱に溜めることができる尿量と、1日の排尿回数を知ることができます。これによって大まかな原因の特定をすることができ、治療に役立ちます。

  

夜間頻尿と言うだけではあまり重要視できないかもしれません。しかし、具体的な疾患が隠れているかもしれませんし、睡眠の質も下がります。また高齢になればなるほど夜間の転倒から二次的に怪我をしたりといった危険も出てきますので軽視しない方がよいでしょう。

 

夜間頻尿の3大原因とは

尿は膀胱に溜められ、膀胱の中の尿が一定以上になったら尿意をもよおす仕組みになっています。普通人は昼間に尿をたくさんつくり、夜間はあまり尿を作らない仕組みになっています。そのため夜間に尿意をもよおすことはあまりないのですが、何らかの原因によってその機能が効かなくなる場合があります。このときに起こるのが夜間頻尿です。

 

夜間頻尿の原因 夜間多尿

主な原因の一つが夜間多尿です。夜間多尿とは夜間の尿量が多い状態のことを指し、上記のように昼間に多く作って夜間は尿の生産を控えるという機能が低下している状態になります。これは加齢とともに体の機能が衰えていくことによって起こりやすく、高齢になると夜間の尿の生産を控えさせるための抗利尿ホルモンが十分に分泌されなかったり、十分に効力を発揮しないことも一つの原因になります。

 

夜間頻尿の原因 睡眠障害

睡眠障害の中でも眠りが浅い症状が見られる睡眠障害の場合に夜間頻尿が多く見られるようです。眠りが浅くなる睡眠障害にはうつ病が原因になるものや、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群などの病気が考えられます。特に高齢者も眠りが浅くなりがちですが、眠りが浅いことでちょっとしたことで目を覚ますようになりトイレに行きます。しかしこの場合実際と尿意があってトイレに行くのか、目が覚めるからトイレにいくのかいまいちはっきりしません。

 

夜間頻尿の原因 機能的膀胱用量の減少

これは膀胱が少量の尿しか貯められなくなるもので、何らかの疾患によって膀胱が過敏になるために起こることもありますが、明らかな疾患がない場合でも見られるもので、膀胱の老化によって引き起こされる部分も大きいと考えられています。 

 

これらが夜間頻尿の主な原因とされるものです。これらを見ると夜間頻尿と加齢が大きく関係しているのがわかります。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2013/01/26-375629.php?category=234])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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