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女性のカラダの悩み

気をつけるべきは二次的な発病

 

細菌性膣症は、膣内に常在する細菌のバランスが崩れることによって起きる疾患です。これを発症しても半数以上は自覚症状がありませんし、重篤な合併症を引き起こすものでもありません。しかし、膣内の環境が悪くなることによって引き起こされる危険もあります。

 

 

危険1 他の感染に弱くなる

細菌性膣症に感染している状態は膣内が乳酸菌に守られていない状態になりますので、クラミジアや淋菌、HIVなど他の感染症にかかりやすくなります。

 

危険2 感染させやすくなる

もし細菌性膣症を発症している人が、例えばHIVのキャリアであった場合(つまりHIVに感染している状態だけれどもまだ発症していない状態のとき)、HIVをパートナーに感染させてしまう危険が高まります。

 

危険3 早産・流産の可能性

妊娠中に細菌性膣症を発症している場合、絨毛膜羊膜炎などを発症しやすくなり、それによって子宮口が開きやすくなり早産や流産の危険が高まります

 

危険4 骨盤内炎症性疾患の危険

細菌性膣症を発症していると、子宮摘出や妊娠中絶などの外科手術を行った後に骨盤内炎症性疾患を発症する危険が高まります。骨盤内炎症性疾患とは子宮頸部、子宮、卵管、卵巣の感染症で、膿腫が生じるなどします

 

危険5 不妊症や子宮外妊娠

細菌性膣症を引き起こしている細菌が膣内にとどまらず、子宮や卵管にまで感染の範囲を広げることがあります。これも骨盤内炎症性疾患ですが、これが将来的に不妊症や子宮外妊娠の可能性を高めます

 

 

 

細菌性膣症で危惧されるべきなのはこうした二次的な発病です。膣は元々細菌に接する機会の多い場所ですので、侵入した細菌に対抗する働きを持っています。しかし、膣内の環境がくずれることでこれがうまく働かず、二次的に大きな疾患を呼び込んでしまうこともありますので、注意しましょう。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/11/20-030540.php?category=48])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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