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出産後、性器がかゆくてたまらない!産褥期の性器のかゆみに対する対処法

ようやく我が子に会えてこれから本格的に子育てを頑張ろう、と思った矢先に体調を崩してしまうお母さんは案外多いようです。

出産を終えてから6-8週を産褥期と呼び、この期間は体が妊娠前の体の状態に戻るまでの時期でもあります。

 

産褥期には手足のしびれやストレスからの便秘などの症状から、性器にかゆみが出る…なんて症状もあります。ここでは、その中でも性器のかゆみについてご紹介します。

  

産褥期の性器のかゆみ

産褥期によくある症状の一つと言われているのが性器のかゆみ。どうしてかゆみが起きてしまうのでしょうか。

  

原因1.悪露による蒸れ

産褥期には悪露が1ヶ月ほど続きます。悪露とは、胎盤のあった場所からの分泌物であったり、赤ちゃんを守っていた子宮内膜がはがれ落ちたもの。

これらの分泌物が下着や産褥パッドに付着し、性器付近が蒸れるとかゆみを引き起こすのです。

 

原因2.産褥パッドかぶれ

産褥パッドとは、悪露を受け止める生理ナプキンのようなもの。個人差はありますが、生理時よりも量も多く、つけている期間も長くなるため、かぶれてしまいかゆみが起きることも。

 

原因3.尿かぶれ

出産のダメージで、産後に尿もれが起こる人も。悪露は落ち着いたけど、尿もれが続くという人は尿かぶれになってしまうと、かゆみが起こります。

  

原因4.会陰切開のキズ

経膣分娩で出産する際に、会陰切開をした人はそのキズが治る過程でかゆみが出ることも。しかし、このかゆみはキズが治ってきている証拠でもあります。

 

原因5.膣カンジダ

産後は、睡眠不足や体の急激な変化でストレスを感じたりと、免疫力や抵抗力が低下しがち。そのため、膣カンジダになることもあります。

 

性器のかゆみに対する対処法

性器がかゆい!と感じたら、どのように対処すればよいのでしょうか。ここでは悪露による蒸れやかぶれで起こる、かゆみの対処法を3つ紹介します。

 

対処1.こまめに洗い流す

かゆいなと感じたときには、軽く性器を洗い流すようにしましょう。産褥期はまだ湯船につかれませんので、ぬるめのシャワーでOKです。またトイレの度にウォシュレットを使うのもおすすめです。

 

対処2.下着はコットン素材のものを

肌当たりのやさしい素材の下着に替えることで、かゆみが軽減するかもしれません。また、汗をかいたり汚れたりした場合は、こまめに下着をつけかえましょう。

 

対処3.悪露パッドを布ナプキンに変える

悪露の最初は量が多いため、吸収性のよい悪露パッドを使用しましょう。量が落ち着いてきたら、布ナプキンに変えるという方法もおすすめです。

 

対処4.尿もれには専用の尿もれパッドを

尿もれを生理ナプキンでカバーすると、尿かぶれを悪化させる原因にもなります。生理ナプキンは粘度の高い経血を吸収するために作れらており、粘り気のない尿を吸収するために作られていません。かならず、尿もれ専用のパッドを使用してください。

 

一般的なかゆみにも言えることですが、まずは掻かずに対処するのが大事なポイントです。また、かゆみが続くようですと、膣カンジダなどにかかっている可能性もあります。

 

産後は膣カンジダになりやすい

悪露や会陰切開によるかゆみは一時的なものですが、膣カンジダになってしまうと、治るまでかゆみはおさまりません。この膣カンジダは、妊娠中にもなりやすく、免疫力やホルモンバランスの変化が原因とされています。産後も、授乳や赤ちゃんのお世話などできちんと食事や睡眠がとれず疲れがたまると、免疫力低下を招くことに。そのため、産後も膣カンジダにかかりやすくなるといえるでしょう。

 

膣カンジダによるかゆみは処方薬で治療

膣カンジダになると病院で診察してもらい、膣洗浄や膣カンジダ治療薬を処方してもらう必要があります。膣カンジダにかかっているかわからない状態で、市販薬などで対処するのはおすすめできません。他の膣炎など別の病気も考えられますので、自己判断しないようにしましょう。

 

熱がある・だるい場合には注意が必要

かゆみだけではなく発熱が続く、ずっとだるいという場合は何らかの感染症にかかっている可能性があります。適切な治療を受けないと悪化するかもしれません。発熱した時はかならず病院を受診してください。

 

産褥熱

産褥熱とは胎盤が剥離した場所をはじめ、分娩によって子宮や膣などに生じた傷口から細菌感染し、子宮及びその周辺が炎症することで、発熱することをいいます。

産褥熱は、通常、産後24時間以降から10日以内、38℃以上の熱が2日以上続いた場合を指し、それ以降の発熱は、妊娠出産による免疫低下の細菌感染や、風邪などがあげられます。

 

産褥期の性器ケアで不快感を減らそう

産後の性器周辺のかゆみの原因はおりもの・悪露で性器付近が蒸れるというのがほとんどです。しっかりケアをすることで、不快感を減らしましょう!

ただし、熱がある場合やだるさが続く場合、かゆみが一向に収まらない場合は感染症の疑いが。育児に追われ大変な時期かもしれませんが、放置して悪化すると育児どころではなくなってしまうかもしれません。異常を感じたらまずは、病院を受診してくださいね。

 

(Photo by:https://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-06-25掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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