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頭痛

群発頭痛の予防薬

群発頭痛の発作期には、毎日激しい頭痛に悩まされることになります。そのため、予防法が必要とされていますが、現在確実な予防法はありません。効果があるとされる予防法を紹介します。

 

1.ベラパミル(カルシウム拮抗薬)

虚血性心疾患等の治療薬として使用されるベラパミルは、血管を弛緩させ、発作期の血管拡張を抑制するとされています。予防薬としての有効率は6割程度と言われています。しかし、心臓に負担がかかり、徐脈や心不全等の合併の心配があるので、使用には十分な注意が必要です。同様の薬剤であるロメリジンも予防効果があるとされていますが、現在のところ保険適応外です。また、イミグランとの併用には注意が必要なので、医師の指導をしっかり守り、薬効時間が重ならないように注意が必要です。便秘になりがちです。

 

2.エルゴタミン

血管収縮剤で、就寝前に飲んでおくと、夜中や寝起きの発作が押さえられる場合があります。予防には効果が期待できますが、発作時の治療効果は少ないと言われ、治療薬との併用には注意が必要です。

 

3.カプサイシン(シパマイド)

海外では有効とされていますが、国内では未検証です。

 

4.副腎皮質ステロイド

有効性の報告がありますが、まだあまり普及していません。胃腸に負担がかかるので、胃腸の保護薬の服用が必要です。 

 

5.神経ブロック療法

星状神経節ブロックや三叉神経節ブロックといったペインクリニックの方法です。神経節に麻酔を注射し、神経の緊張を緩めることで血管拡張を抑制します。

 

むやみに薬を飲むのは危険

頭痛の治療薬は頓服薬として処方され、服用は自己コントロールとなるため、痛みがあると指定量以上に大量な薬を飲む人がよくいますが、これは薬の効果を低下させると同時に、薬剤性の頭痛を引き起こす結果にもなります。とくに、予防薬と一緒に治療薬を服用すると、血管収縮が過剰に起き、心不全や心筋梗塞等の危険があるので、十分な注意が必要です。

 

痛みがあるときに、治療薬をどのくらいの間隔で使用してよいか、また発作期の予防をどうするかなどを、十分に医師と話し合い、使用法を守ることが大切です。

(Photo by://www.ashinari.com/2013/02/28-376730.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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