カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法

生活習慣病

根気よく治療を

脂質異常症は、投薬を中止するとまたコレステロール値がもとに戻ってしまうケースがよくあります。途中であきらめずに治療を続けることが大切です。

 

精神的に依存しやすい脂質異常症治療薬

脂質異常症になると、まず最初に食事療法でさまざまな制約がつき、さらに運動療法もあって、気ままな生活が送れないと思っている方も多いようです。診断後に3〜6ヶ月間、生活を改善することで血液中の脂質量が低下することも十分あるのですが、ここでよい成果を得られない人には2つのケースがあります。

 

薬物治療が必要なほど悪化している

単純に食事中の脂質を減らし、カロリーをコントロールしたくらいでは数値が良くならないほど悪化している、あるいは過度な肥満などのために運動療法が十分にできない。そんな場合には、薬物治療を開始して血中コレステロール値を改善しながら、生活習慣と体質改善を並行して行うことになります。

 

生活習慣を変えられない

医師の指導があっても、メンタルが弱く十分に自分で生活をコントロールできない、仕事が忙しい、単身赴任で生活のケアが行き届かない、などのケースでは、なかなか治療が困難になります。医師の判断にもよりますが、手っ取り早くコレステロール値を下げたい場合には、薬物治療を開始するケースもあります。

 

治療薬に依存しないで

こうして開始された脂質降下剤による治療は、「少しぐらい食べても大丈夫」、という安易な気持ちに流されることにつながってしまう場合があります。たしかに食事療法と運動は日常の負担となりますが、生活改善が十分にできずに悪化させた場合、薬物療法が必須となり、自分の体では対処できなくなってしまう場合があります。

 

脂質降下剤無しを目指して早期治療を

望ましくは、治療全体が効果を発揮し、脂質降下剤なしで健康なコレステロール値が維持できるようにしたいのですが、しっかり治療を行えていない場合、薬を中断したとたん、コレステロール値が上昇するということがしばしば見られます。スタチン等の治療薬には依存性があるわけではないとされており、生活習慣そのものが改善されていないことも伺えます。一生治療薬を続けなくてはならないと、他の病気を併発した場合に、治療が困難になります。また、薬なしには常に動脈硬化のリスクを負っている状態ですので、安心できません。生活習慣病として治療可能な間に、しっかり治療をすすめ、薬物無しでいられる体を作りましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/05/22-362173.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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