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産まれてから一度も便が出ない~鎖肛とは

 


先天性の異常のなかに「鎖肛(さこう)」というものがあります。肛門が本来の場所に作られていないという病気です。生後一度も便をせず便秘だと思っていたら鎖肛であったということもあります。産まれてすぐ見た目でわかることもありますし、飲んだミルクや母乳を吐いたり、お腹が異常にはっていることから判明する場合もあります。産まれた赤ちゃんの数千人に1人の割合で発生します。

 


■鎖肛とは
生まれつき肛門がない、または本来の位置につくられていないために正常に排便できない病気です。妊娠中に肛門ができる過程で異常が起きることにより発生します。直腸と肛門のあるべき位置との距離が近い場合は「低位鎖肛」遠い場合は「高位鎖肛」といいます。高位鎖肛では全く排便できないことが多いですが、低位鎖肛では肛門付近などに開いた孔から排便されることもあります。男の子の場合は便が混ざった尿が出ることもあります。


■治療
高位鎖肛の場合は、産まれてすぐに一時的な人工肛門を作り排便できるようにします。赤ちゃんの筋肉が発達してくる6~10カ月くらいに肛門を作る手術をします。手術後には人工肛門は不要となります。低位鎖肛の場合は、産まれてすぐに肛門を作る手術をします。

 


手術の時期や内容などは、患者の病状や成長具合によって異なります。かかっている病院の先生に質問したり相談してみるとよいでしょう。手術後は低位の場合は経過が良好であることが多いですが、高位の場合は便秘や便失禁などの症状が出ることもあります。必要に応じて排泄の訓練を行い、日常生活に支障のない状態までもっていけるようにします。

 

「便も出ないしお腹が張っていて元気もないな」と異変に気が付いた場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2009/03/11-015205.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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