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育児

新生児・乳児の便秘は「先天性巨大結腸症」かもしれない?

産まれて間もない赤ちゃんや乳児が、便秘になる場合があります。

一時的なものが多いですが、1週間以上便秘が続いたり浣腸しなければ便が出ないようであれば「先天性巨大結腸症」である場合もあります。

 

先天性巨大結腸症(ヒルシュスプルング病)とは?

先天性巨大結腸症(ヒルシュスプルング病)とは、腸の一部や全体が正常の範囲を超えて拡大する先天性の病気です。

 

通常、便を排出するぜん動運動は、脳からの指令と腸壁の神経細胞によってコントロールされています。

ですが、腸の神経の一部が変性したり欠損するなどの異常により、うまく機能することができず、その部分が強く収縮したままの状態になります。

 

このため、その部位の手前が異常に張って拡大し、便秘の原因となります。5000回の出生に対し、1人の割合で発生しているようです。

女の子より男の子のほうが圧倒的に多いようです。

 

先天性巨大結腸症の症状

産まれてから胎便がなかなか出てこない、新生児のうちからの強い便秘、お腹が張る、嘔吐するといった症状があります。

 

母乳やミルクを飲む力が弱まり、栄養状態が悪くなることもあります。

大腸炎を併発し重症化すると、灰白色の臭いの強い下痢便が出はじめ、命にかかわる状態になることもあります。

 

診断には、便秘やお腹の張りといった症状だけでなく、造影剤を入れてのレントゲン検査や腸の圧力を調べる検査、直腸の細胞を採取し顕微鏡で調べる検査などを行い診断されます。

 

先天性巨大結腸症の治療

手術により、異常が起きている神経細胞を切除して異常のない部分同士をつなぐなどの方法があります。

 

赤ちゃんがある程度大きくなってから手術を行う場合が多いようですが、切除する部分が多い場合はすぐに手術することもあります。

 

手術までは悪化しないよう点滴や浣腸などでを行いますが、場合によっては一時的に人工肛門をつくることもあります。

 

治療内容は病院によって方針が異なる場合もありますので、自分の通っている病院の医師に確認しましょう。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2008/07/07-005201.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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