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男性のカラダの悩み

血尿や尿道の痛みはこんな病気の可能性がある!?

 

尖圭コンジローマと梅毒は間違われやすい?

男性にとって泌尿器の気になる病気と言えば、梅毒などの性病でしょう。

もし性病になってしまえば、治療にかなりの恥ずかしさを伴うことは確実です。

ですが、だからといって危険な性病と危険の少ない性病を一緒にすることもないでしょう。

 

梅毒に似た症状で有り、危険の少ない尖圭コンジローマという泌尿器の疾患もあることを憶えておきましょう。

この尖圭コンジローマは、梅毒の一症状である扁平コンジローマに似た陰茎にできるできものですが、危険な症状はほとんど無く、梅毒とは全く違う疾患なのです。

 

■尖圭コンジローマと梅毒

●陰茎にできる良性の腫瘍

尖圭コンジローマはウィルス性の腫瘍ではありますが、腫瘍自体に痛みも有害な症状もなく、ただ形状的に異常が現れるだけの良性の腫瘍です。

 

●梅毒の扁平コンジローマ

尖圭コンジローマは良性ですが、梅毒の症状である扁平コンジローマと非常に似ていることから、梅毒と誤解しやすい疾患となっています。

どちらも感染する病気でありますが、それぞれ異なる治療法が必要となるため、混同することは危険です。

 

▼形状の違いで見分ける

1.尖圭コンジローマ

先端が尖った形状をした腫瘍で、多発すると鶏冠状になります。

2.梅毒の扁平コンジローマ

梅毒でできるコンジローマは扁平で有り、大豆程度の大きさで、白色のふやけたできもの状です。

 

●感染性のウィルス疾患

確かに発病しても危険のない尖圭コンジローマですが、危険が少ないだけで性行為感染症のウィルス疾患であることに変わりはありません。

 

男性の場合は危険が少なくても、女性に感染することで子宮頸がんの原因となる可能性も示唆されています。

 

確かに危険な症状のない尖圭コンジローマではありますが、性病であることには代わりはなく、他の人に感染を広げる可能性も考えれば、梅毒ほどではなくてもコンドームなどの感染対策に気をつける必要はあるでしょう。

 

尿道が痛い・排尿痛のときはこんな病気の可能性が!

尿道は性器や腎臓の病気の症状がもっとも出やすいところです。おしっこをするときなど、尿道に痛みを感じたら考えられる病気がいくつかあります。なかなか人には聞きづらい尿道の病気と症状をまとめました。

 

◆尿道炎

尿道の痛みから考えられる病気の中でもかなりメジャーな病気が尿道炎です。男性が尿道炎を起こすと感じる症状は主に排尿時の痛みが多く、痛みの種類はカーッと燃えるような痛みです。場合によっては血尿が出ることもあります。

 

炎症が起こっているので痛痒いと感じる方もいるようです。

 

◆前立腺炎など

前立腺の問題も尿道への症状として出て来ます。急性前立腺炎や慢性前立腺炎などです。急性前立腺炎の場合も慢性前立腺炎の場合も排尿時に残尿感が残り、なおかつ痛みがあるのが特徴です。また、夜間頻尿が多くなり、尿意で目覚めるという場合も少なくはありません。

 

その他に前立腺関連で最も恐ろしいのは前立腺がんです。前立腺がんの場合も排尿時の残尿感があります。

 

◆性病

細菌の多い場所で性交するなどの状況で性病になることもあります。性病の中でも尿道の痛みを伴う症状が出るのはクラミジア、ヘルペスなどです。ほかの病気と同じように尿が少なくなる、残尿感がある、ジーンと痛むといった症状がみられます。

 

男性の性器の病気及び前立腺や腎臓の病気の症状は尿道に出やすいです。そのことから、尿道に痛みがあるからといってどの病気なのかをすぐに判断することは不可能です。

 

尿道の痛みが続いている場合には病院を受診して原因を明らかにすることがもっとも大切です。場合によってはがんなど重篤な病気の早期発見にもつながるからです。

 

血尿の出方でわかる泌尿器の病気

血尿とは血が含まれる尿のことです。尿の色に血の色が少し混じったような血尿もあれば血の色がわかる血尿もあります。

血尿の出方で泌尿器の病気はある程度予測可能です。

 

●血尿の出方を3種類に分ける

血尿の出方を3種類にわけます。尿が出始めた時の血尿、最後だけ出る血尿、排尿時にずっと血尿が出る場合です。

尿が出るときの仕組みから、どの時点で血尿が出たかである程度病気を予測できます。

 

●出始めの血尿

血尿が排尿時の最初に出てくる場合は膀胱に特段問題はないと考えられます。

むしろ問題があるのは膀胱を通りすぎたあと、尿道で血が混じると予測されます。

例えば尿道に外傷がある場合などでも排尿時の最初に血尿が出ることがあります。

 

●最後だけの血尿

排尿時の最後だけ血尿が出る場合は膀胱に問題がある場合がほとんどと言われています。

中でも多くみられるのは膀胱炎で、血の量はそれほど多くなく、尿の色に少し血の赤が混じった程度の色の血尿が出ます。

膀胱炎の他に膀胱に起きる病気には膀胱がんがあります。

 

●ずっと血尿が出る

血尿が排尿中にずっとみられる場合には腎臓、尿管など膀胱に尿が至るまでの間に何かの問題が起きていると考えられます。

腎炎や腎臓腫瘍のときには排尿時はずっと血尿が出るのが特徴です。

 

血尿の出方は始めだけ出る、最後だけ出る、排尿時にずっと出るといったように3つに分けられます。

血尿の出方から体のどの部分に問題が起きているのかを予測することも可能です。

血尿が出た時にはどのように血尿が出たかを確認しておくことが大切です。

 

尿管が拡張される!水尿管症

尿が流れる経路である尿路が閉塞し、尿が尿管にとどまり、蓄積することで溜まった尿により尿路が拡張されることとなってしまいます。

この尿路の拡張が水尿管症です。

原因となる尿路障害が解消されない限り、この水尿管症も治ることはありません。

 

■尿路障害に伴う水尿管症

●尿の通過障害による尿管の拡張

何らかの原因で尿を通過させる尿路が閉塞し、尿が停滞し蓄積することで、塞がった尿管が拡張されてしまう疾患です。

尿路の異常だけで無く、尿の流れを停滞させるあらゆる疾患や障害によって引き起されることとなります。

 

1.先天的な尿路障害

生まれつき尿路に障害をもつ場合など、成長の過程で尿管が拡張した状態で形成されやすく、水尿管症のリスクがかなり高くなってしまいます。

 

2.後天的な尿路障害

尿路障害となる後天的な疾患となると、全てを挙げることが難しいほど多岐にわたってしまいます。

代表的なものから、癌も含めた泌尿器の腫瘍や結石を伴う疾患から、様々な感染症の炎症を原因とする場合も考えられます。

 

●水腎症との合併

尿路障害を同じく原因とする水腎症と合併することがほとんどです。尿の流れた停滞し、蓄積することで、尿管と腎盂・腎杯が同じく拡張することとなります。

 

●泌尿器の癌の存在を示唆

基本的に自覚症状のない泌尿器の癌の存在を示す疾患でもあります。

あくまで癌の間接的な影響で有り、原因となる疾患は他にも多く存在しますが、水尿管症と水腎症を検査することで癌を発見することに繋がることもあるでしょう。

 

この水尿管症と水腎症は、原因が同じで有るだけで無く、共に泌尿器に癌が存在する可能性を示唆することに繋がります。

もちろん前述したように他の原因も多く存在し、確定するような要因ではありませんが、水尿管症を検査するなどの段階で、悪性の癌を見付けることは充分期待できるのです。

 

腎臓に尿が溜まる水腎症

尿を作り蓄積する腎臓に、大量の尿つまりは水分が蓄積されるようになることを水腎症と呼びます。

水腎症と言っても腎臓全体が溜まった水分で膨脹するのでは無く、腎盂と腎杯という尿を溜め込む器官が一部異常に膨脹する疾患なのです。

 

このような状態は、腎臓から尿が流れ出る尿路が閉塞することによって発生することとなります。

 

■尿道閉塞による水腎症

●腎臓ではなく尿路の異常

水腎症という病名から、腎臓に異常がある疾患と思いがちですが、この疾患は腎臓で作られる尿が運ばれる尿路が閉塞するという尿路障害によって引き起される疾患です。

 

●腎臓に尿が溜まり拡張

尿路が閉塞することで尿の流れが停滞し、腎臓に尿が蓄積され、腎盂や腎杯など尿を溜める器官が異常に拡張されることが、水の溜まった腎臓つまりは水腎と表現されるのです。

 

●拡張され萎縮する腎実質

腎盂と腎杯が拡張すれば、腎臓の組織である腎実質は萎縮し、腎臓の機能が損なわれていきます。

 

●後天的な水腎症原因

この水腎症は尿路の閉塞が原因であり、その原因を作り出す後天性疾患が発症しています。

たとえば、腎尿路を塞ぐ、結石であったり、腫瘍であったり、炎症による腫れによって尿路が塞がってしまう場合などが考えられるのです。

この場合、原因となる疾患を治療することが水腎症の根治治療となります。

 

●先天的な水腎症の原因

尿路閉塞による水腎症が、意外ですが小児にも起こりえる疾患です。この場合先天的に尿路に異常を持って生まれてきた小児に発症する場合がほとんどとなります。

 

後天的な尿路閉塞による水腎症であれば、その原因となる疾患を治療することで治すことができますが、厄介なのが先天的な尿路障害が原因の場合です。

原因となる疾患がなく、先天的な異常であるため、手術などで直接的に尿路障害を解消するしか治療の方法はありません。

先天的な尿路障害は放置することで、水腎症だけでなく尿路へのダメージも蓄積するため、可能な限り早期の治療が必要となります。

 

(Photo by: http://www.photo-ac.com/main/detail/320)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-16掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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