カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. アレルギー >
  3. 食物アレルギー >
  4. 牛乳・乳 >
  5. 注意点 >
  6. 分かりにくいアレルギー物質の食品表示とその詳細

アレルギー

分かりにくいアレルギー物質の食品表示とその詳細

 

     

アレルギー物質には、摂取した場合の重篤度・症例数の多い7品目(特定原材料)の表示が省令で義務付けられています

また、過去に一定の頻度で健康被害が見られた18品目(特定原材料に準ずるもの)についても通知により表示が推奨されています。

 

しかし、それらの25品目に関連する食品表示の中には、かなり分かりにくい表示のものが多く存在することも確かです。

 

牛乳・乳製品関連と、間違いやすい食品表示


・カゼイン
牛乳の主なアレルゲン蛋白質のひとつです。熱処理では凝固しにくいですが酸で固まります。


・ラクトグロブリン
牛乳の主なアレルゲンタンパク質のひとつです。カゼインに比べ酸処理に耐性を示しますが、加熱処理には弱いとされています。


・ホエー(ホエイ)(乳清)
牛乳に含まれるタンパク質で、牛乳から乳脂肪やカゼインを除いた水溶液です。酸で固めたときに残る液体成分(生乳)のことを言います。


・乳酸菌
食べ物を発酵して乳酸を作り出す細菌の名前を言います。牛乳とは直接関係なく、牛乳アレルギーの方も摂取可能です。

しかし、乳酸菌で発酵した乳は原材料が乳であるため、牛乳アレルギーの方は摂取できません。


・乳糖(ラクトース)
牛乳中に存在するガラクトーストグルコースが結合した二糖類です。

稀ではありますが、牛乳アレルギー患者でアレルギー症状を起こすことがあります。

乳糖1g中に牛乳タンパク質が4~8㎍混じっています。

「乳」の特定加工食品として認められていますが、乳糖自体はそれほど多く含まれるものではありませんのでほとんどの牛乳アレルギーの方は摂取が可能だと言われています。


・乳化剤
混ざりにくい2つ以上の液体(例えば水と油)を乳液状またはクリーム状にするための添加物です。

黄卵あるいは大豆のレシチンや牛脂から作られます。科学的に合成されることもあります。

牛乳から作られるものではないので、牛乳アレルギーの方でも摂取できます。


・乳酸カルシウム
化学物質であり「乳」とは関係ありません。


・カカオバター
カカオ豆をローストした後、すりつぶして作られるカカオマスを圧搾して取った脂肪分です。

バターという単語が含まれていますが「乳」とは関係ありません。

 

」という文字が入っていても直接乳アレルギーとは関係のないもの、あるいは知らないうちにアレルゲンとなっている場合もあるので、食品表示を目にした際は注意が必要です。

 

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/09/07-381769.php)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

注意点に関する記事

牛乳・乳アレルギーなら避けたいカゼイン・ホエイ

牛乳・乳アレルギーのアレルゲン(原因物質)は、タンパク質のカゼインとβラクトグ...

アレルギー物質の食品表示を読むときの注意点

         食品衛生法の改正で、2002年の4月から、容器包装された加...


乳幼児の牛乳・乳アレルギーを見逃さないで!アレルギーによくある症状

食物アレルギーにはさまざまな症状があります。子どもがアレルゲン(原因物質)を...

アレルギーでも災害時に困らないようにする~備えの必要性~

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、アレルギーを持つ多くの子供たちも...

カラダノートひろば

注意点の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る