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アレルギー

アナフィラキシーから命を守るためのアドレナリン自己注射

      

食物アレルギーの症状の進行は速く、速やかに治療を開始することが大切です。アドレナリン注射薬はアナフィラキシーの重症化を予防し、症状を改善するために不可欠です。

アレルギー症状が出現した時の対処法を確認しておくとともに、緊急時の医薬品を準備しておく必要があります。

 

アドレナリン自己注射薬(エピペン)
エピペンは病院外でアドレナリンを自己注射するための薬剤です。

2011年9月より保険適用となっています。エピペンは体重が15㎏~30㎏用のエピペン注射薬0.15㎎と、体重が30㎏以上用のエピペン注射薬0.3㎎があります。

 

薬の効果
エピペンはアナフィラキシーのすべての症状を和らげます。効果は5分以内に認められ、約20分間有効です。
●心臓の動きを強くして血圧を上げる。
●血管を収縮してじんましんや浮腫を軽減する。
●のどや気管支を広げて呼吸困難を軽減する。
●胃腸の働きを調整して腹痛や嘔吐を改善する。

 

対象者
●アナフィラキシーを経験した人。
●アナフィラキシーを起こす危険性が高いと診断された人。
●心臓疾患(不整脈や高血圧)や甲状腺の病気などを持たない人。
●緊急時に本人あるいは家族が注射する意志のある人。

 

使用するタイミング
●アナフィラキシー出現時(とりわけ呼吸困難や意識障害時)。
●過去に重篤なアナフィラキシー歴があり、その原因食物を誤食し違和感を感じた場合。

 

園・学校での取り扱い
園・学校での保管場所は保護者とよく相談して決定し、職員全員に周知します。(例としてランドセルに入れておく、登校時に保健室の棚に置き、下校時に持ち帰る、AED(自動体外式除細動器)の脇に保管場所を作る…など。)

エピペンは患者や保護者が注射するための自己注射器です。

患者が注射できない時は代わりに園・学校の職員が注射しても良く、法律に抵触しません。

教職員は、日ごろからエピペンの使用目的や使用方法を勉強しておきましょう。

救急車には装備されていませんが、救急救命士は患者が携帯しているエピペンを業務として注射することができます。

 

アナフィラキシーショックは生命にかかわる重篤な状態です。

年間数名がそのために命を落としています。

食物アレルギーのある方がアナフィラキシー症状を起こした場合は、慌てず焦らず慎重にエピペンを注射しましょう。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/12/14-354781.php?category=254)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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