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ガン・悪性腫瘍

放っておいてはいけない!『がん』の痛み どんな鎮痛剤を使う?

    

がん』と聞くと、まるでその病気の代名詞のように「痛い」「苦しい」「辛い」というイメージがつきまといます。

ですが、それは決して間違いではなく、がん患者の7~8割は、その闘病期に痛みを経験すると言われています。
がんの痛みは「がん性疼痛」と呼ばれ、その原因には様々なものがあります。

 

がん性疼痛の種類
1.「がん」そのものによる痛み
2.がんの転移によるもの
3.がんによって引き起こされる神経障害
4.がんの通過障害によるもの

 

がんの治療にあたっては、治療する患者自身の体力、予備力が治療継続の重要な要素です。

痛みを放置することによって不眠になったり、よりいっそう体力を消耗したりしていては、治療の継続も難しくなってしまいます。
そこで、がん治療には、その痛みに対して何らかの対策を取ることが大切となってきます。

 

WHO方式のがん疼痛対策
世界保健機構(WHO)は、1986年(1996年改正)にがん性疼痛に対する医療指針を示しています。

その内容として治療者ががん性疼痛をどう管理していかなければいけないのかを記しています。


第一目標:疼痛に妨げられない睡眠を確保する。
第二目標:安静時に痛みがない状態を確保する。
第三目標:動作時に痛みがない状態を確保する。


要するに、がんの痛みは放っておいてはいけないというのがその指針です。
また鎮痛剤を使用する際の3段階として。


第一段階:NSAIDs、アセトアミノフェン、鎮痛補助薬
第二段階:NSAIDs、アセトアミノフェン、鎮痛補助薬+弱オピオイド
第三段階:NSAIDs、アセトアミノフェン、鎮痛補助薬+強オピオイド


…となっています。

薬剤名を出されると良くわからないと思いますが、これはなるべく軽い経口の鎮痛薬から開始し、徐々に効果に応じて段階的に強い鎮痛薬(麻薬の一種)を追加していくという方法です。

 

薬物治療でも鎮痛効果があまり期待できない場合は、神経ブロック脊髄鎮痛法などが考慮されます。

がん性疼痛の管理においては、オピオイド使用をも躊躇してはいけないというのが基本とされています。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/09/29-382651.php )

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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