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生活習慣病

どの薬が有効?メタボリックシンドロームを伴う糖尿病の薬物治療

                 

肥満が原因で起こる糖尿病、脂質代謝異常、高血圧症などのメタボリックシンドロームが、ここ最近注目されるようになり、その治療法も色々研究されるようになってきました。

 

メタボリックシンドロームにおける高血糖は、その構成要素の一つでもあり、メタボリックシンドロームには血糖値が正常範囲にある方から境界型の方、さらには糖尿病と診断され、明らかな治療が必要とされる方まで幅広く存在しています。

メタボリックシンドロームを伴う糖尿病の薬物治療では、インスリン抵抗性の改善に有効な薬剤の選択が合理的であるとされています。


メトホルミン(ヒグアナイト薬)はインスリン抵抗性改善をはじめとして、様々な膵外作用によって血糖の低下作用を示し、動脈硬化による血管性疾患の防止にも効果があります。体重増加を起こしにくいという利点もあり、肥満2型糖尿病の第一選択薬として期待されています。


現在、国内で認可されているメトホルミン(ヒグアナイト薬)としては以下のようなものがあります。


*塩酸メトホルミンとして…グリコラン、メルビンなど
*塩酸ブホルミンとして…ジベトスB,ジべトンSなど

 

チアゾリジン薬はインスリン抵抗性改善作用があり、血糖値の低下、血清脂質の改善が認められます。

血糖低下作用と動脈硬化抑制作用があることが注目されています。

現在、国内で認可されているチアゾリジン薬としては以下のようなものがあります。

 

*塩酸ピオグリタゾンとして…アクトス、ピオグリタゾン錠など

 

その他、α‐グルコシターゼ阻害薬も糖質の吸収を阻害・遅延させることによって食後高血糖・高インスリン血症を改善するため、有効だとされています。


国内で使用されている経口血糖降下のうち、インスリン抵抗性が目立つ症例に有効だとされる薬剤は、重篤な肝障害がみられないなどの副作用が少ないことでも安全性が確認されています


糖尿病薬というだけで、どうしても抵抗があって服薬を拒む方もいるようですが、放置しておくことで心血管障害や脳血管障害を引き起こすリスクを考えれば、安全性が確認された治療効果が高い薬剤を服用し、動脈硬化のリスクを避けることのほうが賢明だと思われます。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/03/15-359549.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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