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生活習慣病

CKD(慢性腎臓病)患者に適度な有酸素運動は有益です!

                

CKD(慢性腎臓病)は、その悪化を防ぐために、生活をしていくうえで食事療法や運動の制限などをしていく必要があります。

運動制限においては、過度な運動を避けることが言われていますが、「無理な運動はしないように」と言われて、全く動かなくなることは逆に身体機能を維持する上で賢明とは言えません。


身体の組織は、使わなければ萎縮が起きて組織や器官の機能低下が起こります。

逆に寝たきりの生活をしてしまうと、骨密度が低下したり、筋力低下が起きたり、インスリン感受性が低下してHDLコレステロール(善玉コレステロール)が低下してしまうなどの悪影響もあります。


最近は高齢CKD患者が増加していて、若年成人に比べてこうした身体不活動の有害な影響のほうが心配されつつあります。


定期的に適度な有酸素運動を行うことは、腎機能低下の進行には悪影響が認められていません。そればかりか、尿蛋白量減少や血圧低下の効果が見られたという報告もあります。

 

運動の強さの目安
100:最高にきつい(体全体がきつい)
90:非常にきつい(無理、若干言葉が出る、息が詰まる)
80:きつい(続かない、やmrたい、頑張るのみ)
70:ややきつい(どこまで続くか不安、緊張、汗びっしょり)
60:やや楽である(いつまでも続く、充実感、汗が出る)
50:楽である(汗が出るか出ないか、フォームが気になる、物足りない)
40:非常に楽である(楽しく気持ちが良いが、まるで物足りない)
30:最高に楽である(じっとしているより動いたほうが楽)
20:座っているのと同じ(安静)

 

GFR 25ml/分に低下した非糖尿病慢性腎不全患者に、最大運動能力の60~70%の運動を毎日行っても、運動をしなかった患者群と比べて腎障害の進行の程度はほとんど差がなかったことが報告されています。

過労を避けた十分な睡眠や休養は重要ですが、安静よりもむしろ各個人のレベルに合わせた適度な有酸素運動を定期的に行うほうが有益だとも言われています。


CKD患者の方では過度とならない40~60%程度の運動が有益だと考えられています。

上記に記したような運動強度に対する感じ方を目安に、有酸素運動を日常生活に取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/06/07-363119.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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