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生活習慣病

QT延長症候群は遺伝子異常から

 

不整脈の中には、遺伝性、あるいは薬物使用などが原因と考えられているQT延長症候群があります。先天性のQT延長症候群は、2,500人に1人と言われています。

 

QT延長症候群とは

心電図は、Q点から始まりシャープなピークRと下がった地点S、そのあとの緩やかなピークTの波形をみて、心臓の電気信号の伝わり方などを判断します。この波のかたちは通常一定で、その波形の幅も揃っているのが正常です。QT延長症候群は、心筋細胞の電気的な回復が遅れ、このQからTまでの時間が延長することからこの名がついています。

 

先天性QT延長症候群

学童期など、子どものうちに指摘されるのが先天性QT症候群です。その6割に遺伝子変異があると言われており、見つかった場合、家族もひと通り検査したほうがよいでしょう。

 

後天性QT延長症候群

大人になってから、薬物の使用や他の疾患などからくる徐脈に伴って発症するのがこちらの後天性QT延長症候群です。薬物の使用により、遺伝的な要因が顕在化した、という場合もあります。

 

リスクを評価し、適切な治療が必要

QT延長症候群では、遺伝子型やQT時間に基づき、どのくらい深刻な状態か、つまりリスク評価」を行って、治療方法が決められます。最近では、単純な遺伝子型だけでなく、遺伝子多型や遺伝子のどの部位に変異があるか、などによって重症度を判定するようになっています。

 

こうした検査結果を総合的に判断し、心臓病の治療を行うことになります。心不全等で使用されるβ遮断薬、ナトリウムチャネル遮断薬、カルシウム拮抗薬などの薬剤による治療や、ペースメーカー(植込み型徐細動器)が必要になる場合もあります


(Photo by: //www.ashinari.com/2012/05/01-361579.php?category=265)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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