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生活習慣病

高尿酸血症治療薬の新しい薬~フェブキソスタット~

        

高尿酸血症の治療薬として1964年にアロプリノールが登場してから、既に40年以上経過し、アロプリノールの痛風治療に対する有効性はすでに確立されています。

しかし、治療にあたっては、アロプリノールの問題点もいくつか明らかにされています。

 

それらの一つとして有名なのはStevens-Johnson症候群(重症型多形滲出性紅斑と同義語)で、腎機能低下例での使用はそれらの副作用を起こす頻度が高くなるとされて、安全の観点から減量する必要がありました。


長年、アロプリノールに変わる新薬が研究されましたが、2011年に新たな尿酸生成抑制薬である「フェブキソスタット」が登場し、これらのアロプリノールの問題点を克服できる薬剤として期待されています。


フェブキソスタットは、非プリン体骨格であるため、主要な核酸代謝酵素に影響を及ぼしません。

結果として、経度~中等度の腎機能低下患者にも要領を減らすことなく安全に使用できるとされています。


フェブキソスタットの適用は痛風に加え、我が国ではじめて合併症の有無に関わらず、尿酸血症に適応可能です。

ただし、フェブキソスタットの成分に対して過敏症の既往のある方、メルカプトプリン水和物(ロイケリン)またはアザトプリン(イムラン、アザニン)を服用中の方は使用できませんので注意が必要です。

重度の腎機能障害・肝機能障害のある方には慎重投与が必要です。

 

フェブキソスタット服用中は定期的に検査を行うなど、自分の体調に気を付け、少しでも異常を感じたらすぐに服用をやめ、主治医に相談しましょう。


40年以上ぶりにアロプリノール以外の尿酸生成抑制薬が登場し、フェブキソスタットは幅広い患者に対する高い有用性を示し、その使いやすさからも今後痛風・高尿酸血症に対する第一選択薬になる可能性が高いと言えます。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/01/09-344655.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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