カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 痛風 >
  4. 薬物療法 >
  5. 薬の種類 >
  6. 血清尿酸値をいかに下げるか? 尿酸排泄促進薬について

生活習慣病

血清尿酸値をいかに下げるか? 尿酸排泄促進薬について

         

痛風の原因となる尿酸は、プリン体を代謝する過程で最終的に作られる代謝物質です。

尿酸をさげる尿酸下降薬にはXO阻害の尿酸生成抑制薬と腎臓での排泄を増加させる排泄促進薬がありますが、前者には以前から使用されているアロプリノールと最近新しく登場したフェブキソスタットがあります。


腎臓からの排泄を増加させる排泄促進薬として、現在わが国で使用されている薬には、ベンズブロマロン、プロベネジド、ブコロームの3種類がありますが、この中で最も強力な尿酸排泄促進作用を有するのはベンズブロマロンだとされています。


ベンズブロマロンは1965年にフランスで開発され、我が国では1979年から使用されています。

この薬の使用中は尿中尿酸排泄量が増加するので、尿路結石を防止するために水分を十分に摂取する必要があります。(最低、一日に尿量を2ℓいじょうにすること)


副作用は少なく、比較的使いやすい薬ではありますが、主な副作用として、胃部不快感、胃腸障害、掻痒感、発疹、下痢などが報告されています。

 

また、この薬との因果関係が否定できない劇症肝炎の発生が2000年間までに8例報告されていることから、禁忌、重要な基本的注意の項目に「肝障害のある患者を禁忌とすること、投与開始前に肝機能検査を実施し、肝障害のないことを確認すること」と明記されています。

また、大概の薬がそうであるように妊婦または妊娠している可能性のある人も禁忌とされています。


この薬以外にも尿酸排泄促進薬として使用されているものがありますので、ベンズブロマロンが体質に合わないという方は、主治医に相談し、他の薬に変えてもらうことも可能です。

薬剤選択の際は、体調の変化に十分注意して使用することをお勧めします。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/01/09-344654.php?category=28 )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

薬の種類に関する記事

発作前と発作中で違う、痛風の治療薬はどんな薬?

  痛風治療では場面によっていくつかの種類の薬が使い分けられます。全般的に痛風...

尿酸値を下げる薬は2種類

  痛風発作を繰り返す場合、尿酸値に関わらず尿酸値を下げる薬の投薬治療が必要に...


発作の痛みをなくすために…痛風発作に処方される薬「非ステロイド」と「ステロイド」について

  高尿酸血症が長期間持続すると、関節に尿酸塩結晶が析出します。この結晶が関節...

痛風に効果が期待できるのはこの漢方薬!痛風治療のサポートに使われる漢方薬4選

  尿酸値が高いと、痛風になる可能性が大きくなります。尿酸値が高くても痛風を発...

カラダノートひろば

薬の種類の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る