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牛乳を飲むとおなかをくだす?乳糖不耐症の治療法

 

牛乳などの乳製品を飲むと、消化できなくて下痢をしたり、ガスが発生する症状、誰でも経験したことがあるものです。母乳や牛乳に含まれている乳糖をなんらかの要因で吸収できない乳糖不耐性症の原因と対処の仕方をご紹介します。

 

乳糖不耐症

○牛乳の乳糖を分解する乳糖分解酵素ラクターゼは、赤ちゃんでは体内で大量生成されますが、成長して乳糖を含む母乳を飲む量が減るにつれて生産量が減ってきて、牛乳などを飲食すると下痢腹痛を起こす確率が高くなるので、徐々に牛乳を飲むことに慣れていくようにしましょう。

○稀に生まれつき乳糖分解酵素が無い先天性乳糖不耐症に罹っている場合があります。

 

症状は二次性乳糖不耐症に比べて軽く、体重の増加を経過観察しますが、悪化すると乳糖を含まない治療用ミルクへ切り替えると、治まるようです。

高齢者は、他の病気が原因で、小腸の粘膜にいる酵素の働きが弱まって下痢になる二次性乳糖不耐症に罹りやすくなっているので、牛乳の摂取を控えて、症状を改善します。

 

検査

☆乳糖耐性試験・・・消化器系の乳糖の吸収を測定します。

 

☆水素呼気試験・・・乳糖を含んだ飲料を飲んで、呼気に含まれている未消化の乳糖が発する水素の量を測定します。

 

☆便酸度試験・・・・・幼児・小児用で、便中の酸の量を測定します。

 

治療法

△乳糖の摂取を避けるまたは制限します。

 

△醗酵乳や乳糖を含まない原料でつくった無乳糖乳に切り替えます。

 

△赤ちゃんは、ラクターゼ製剤を薬として補填します。

 

△最近では、乳糖を7割以上グルコースとガラクトースに加水分解処理した製品-乳糖分解ミルクなどが販売されているのでそのような商品を選びます。

 

できれば、温めて飲むと、消化吸収が高まり、症状が軽減されます。

 

(注)骨粗そう症の患者さんは、乳糖不耐症を起こすとかえって骨からカルシウムが出てしまうので、他の食べ物からカルシウムを摂取するようにします。

 

まとめ

牛乳を飲むといつもお腹の調子が悪くなる人は6%、ときどきが8%という調査結果が報告されています。しかしながら、このような症状を起こす人がすべて乳糖不耐症というわけではなく、冷たさに反応したり、他の病気の場合もあり、ほとんどのケースが食生活を養生することで症状を改善していけているようなので、楽観的に治療を進めていくことが大切でしょう。

 

(Photo by  http://www.ashinari.com/2012/08/22-367717.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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