生活習慣病
高血圧に効果のある食材とは?~モロヘイヤ、酢卵、チョコレート
栄養満点のモロヘイヤ!
その語源はさかのぼること古代エジプト、アラビア語で「王様の野菜」という意味のムルキーヤと言われています。
そんなモロヘイヤは高血圧に嬉しいカリウムをはじめカルシウムや食物繊維が豊富で、さらにカロテン・ビタミンE・ビタミンC・葉酸もたっぷり含まれています。
ネバネバ成分は血液をサラサラにしてくれる効果も。
最近ではスーパーで見かける機会も増えてきましたよね。
そんなモロヘイヤの美味しいレシピをご紹介します。
・モロヘイヤの中華スープ
鍋で中華スープとを火にかけ、スライスしたシイタケを入れます。
火が通ったらモロヘイヤを加えます。
モロヘイヤがしんなりしてスープが沸騰しているのを確認して溶き卵を加え、とじます。
最後にしょう油や塩で味を調整します。
お好みの野菜を加えて具だくさんスープにするとなお良いですね。
・モロヘイヤと長いものネバネバサラダ
モロヘイヤはさっと茹でて冷水に取り、みじん切りに。
長芋は角切りに切って酢水につけておきます。
酢・しょう油・煉りからしで和えて完成。
酸味とカラシで塩気が少なくても美味しく頂けます。
モロヘイヤの栄養は水に溶けやすいので、茹でる時間を少なくしたりスープで頂くのがおすすめ。
長時間煮ていると色合いや触感も損なってしまうので気をつけましょう。
高血圧・糖尿病にも効果が!?酢卵!おばあちゃんの知恵~酢卵の作り方
酢と卵それぞれに健康に良い食品を掛け合わせ、一度に摂取できるのが「酢卵」です。元々はおばあちゃんの知恵的な民間療法ですが、その効果はたしかなものとなっています。
なぜ酢卵が良い?
酢と卵の効果がそれぞれ相乗し、様々な疾患に効果が期待できるのです。勿論高血圧や糖尿病にも効果があり、薬も効かないような重症でも、酢卵はお勧めできる療法と言えます。
酢卵の作り方
1.水洗いした卵を、密閉容器で酢に漬け込む。
2.十日ほどで卵の殻が溶け、薄皮と黄身と白身だけになる。
3.薄皮を破り、取り除く。
4.黄身と白身を酢と混ぜ合わせ、冷蔵庫で保存。
原液のままでも飲めますが、飲みづらい人はお湯で割り、蜂蜜を加えると飲みやすくなります。
酢卵を飲もう!
毎日酢卵を飲むことは、血管も良好な健康状態のまま長生きすることに効果があるでしょう。
酢卵は古くからの生活の知恵であり、その効果は歴史が証明しているようなものです。酢卵を毎日の習慣としている人の多くは、糖尿病にも高血圧にもならずに健康なまま年を重ねています。
もう薬も効かなくなった高血圧の人など、是非一度試してみることをお勧めします。勿論、結果が出るためには、毎日きちんと継続して酢卵を飲み続けなければなりません。
ぜひ毎日の生活習慣の中に酢卵を取り入れましょう。
チョコレートは高血圧にも~でも高血糖は避けたい!おススメのチョコ寒天と作り方
■高血圧を改善するために高い効果を持つ食べ物の一つに、意外にもチョコレートがあります。
チョコレートの原料であるカカオには、血圧を下げる効果もあるのです。
しかしチョコレートをそのまま毎日摂取しては、血圧は下がっても血糖値が上昇してしまいます。
血圧を下げるためのチョコレートの必要量はせいぜい一口だけですが、チョコのような嗜好品を一口だけで済ませるには非常に大きな我慢が必要となるでしょう。
少量の甘味は空腹を刺激し、ついつい食べすぎてしまうものです。
そこで、チョコの効果と満腹感を同時に満たす調理が必要となります…それがチョコ寒天です。
■チョコ寒天の作り方
1.チョコをお湯で溶かす。
2.粉寒天を加え、混ぜて沸騰させる。
3.容器に移し、冷蔵庫で冷やし固める。
■これによって糖分は少量のチョコレートのみで、量のみ水と寒天で増量されたチョコ寒天が出来上がります。
チョコ寒天ならば血糖値を上昇させずに、必要なだけのチョコを摂取し、更には満腹感も満たせることができるのです。
チョコ寒天によって満腹感が得られれば、それからの食事量も抑えることができ、肥満を改善することにも繋がることができるでしょう。
水と寒天は、カロリーを増やすことなく満腹感を得るためにダイエットに有効な方法です。
高血圧、高血糖だけでなく肥満も解消できれば、生活習慣予防としては完璧ではないでしょうか。
(Photo by http://www.pakutaso.com/pakutasopost-1428.html)
著者: カラダノート編集部