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生活習慣病

カテーテル検査にかわるマルチスライスCT

狭心症などの心臓の検査では、造影剤を注射し、手足の動脈からカテーテルを入れる心臓カテーテル検査で、心臓の狭くなっている部分などを調べるのが一般的でした。

 

しかし、カテーテルを挿入しない新しい検査法が出てきています。

 

CTとは

コンピュータ断層撮影CTは、脳の検査などで一般的になりつつあります。これは、X線を体の周りを回りながら照射し、輪切りの断面写真を撮っていくものです。ただ、撮影の間じっとしていなくてはならないため、これを心臓に用いようとすると、従来の方法では心臓の拍動が影響する上、息を止めているのも困難なので難しいと言われていました。

 

マルチスライスCTとは

心臓のように常に動いている臓器をCTでみるために、X線検出器の数を増やし、撮影の速度を速くしました。さらに、1mm以下の幅で輪切りの画像を積み重ねることで、立体的な画像に処理できるようになりました。マルチスライスCTは、こうした技術革新から可能になったのです。

 

被爆線量も少ない

この検査でも造影剤の投入は必要ですが、撮影時間の短縮によって、被爆線量が40%も少なくなっています。また、いろいろな角度から臓器を立体的に見ることができ、通常では診ることができない下側や裏側もはっきりわかるようになりました。

 

検査入院も不要

マルチスライスCTは、点滴で造影剤を注入しながら、検査台に仰向けになり、ガントリーと呼ばれる大きなドーナツ状の装置の中をゆっくり移動して撮影します。

 

造影剤を使用する点はカテーテル検査とおなじですが、動脈に針を刺してカテーテルを入れていく必要がなく、検査も1分以内で終わります。特別な止血や安静をとる必要もないので、入院せずに、帰宅できます。

 

まだこうした新しい検査設備は大きな病院しか配備されていないかもしれません。しかし、高齢者などにはとても負担がかかるカテーテル検査にかわり、こうした痛みや様々な負担の少ない検査技術がつぎつぎに開発されています。

 

検査設備も病院を選ぶ大きなポイントになりますので、情報を集めてはいかがでしょうか?

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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