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介護・認知症

衰弱を初期の段階で食い止めて!衰弱がまねく廃用症候群とは

 

高齢者の衰弱が進行すると、心身にさまざまな障害が出現する「廃用症候群」に陥りやすくなります。

廃用症候群になるとますます衰弱が進み、心身機能が低下する…という悪循環になります。衰弱が招く廃用症候群についてまとめました。

 

 

廃用症候群の定義

極度の安静や、活動量の低下によって生じる心身症状をまとめて廃用症候群と呼びます。

病気で寝たきりの高齢者に多く見られますが、衰弱して活動量が著しく低下した高齢者にもしばしば起こります。

 

 

衰弱と廃用症候群の関係

高齢者が衰弱すると、活動量の低下や倦怠感などから横になる時間が増えます。使わない筋肉は衰え、廃用性筋委縮という、筋肉が痩せた状態になってしまいます。さらに関節の可動域が狭くなる関節拘縮、骨密度が低下する廃用性骨委縮も起こります。

衰弱には、精神活動の低下も含まれます。それがさらに進行し、うつ状態・せん妄・見当識障害など廃用症候群特有の精神症状を呈します。

 

 

廃用症候群による疾患

廃用症候群は特定の疾患を指すものではありません。しかし、さまざまな疾患を招く原因になります。寝たきりのような状態で過ごすため、褥瘡や圧迫性末梢神経障害の危険が高まり、免疫力の低下から、尿路結石・尿路感染症もおこしやすくなります。

食事にも支障が表れ、胃の内容物が食道に流れこんでしまう逆流性食道炎、食べ物が気管から肺に入って発症する誤嚥性肺炎も目立ちます。

 

 

衰弱の進行と廃用症候群の発現は、密接にかかわっています。衰弱を初期の段階で食い止め、廃用症候群までいたらないようにしましょう。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/03/22-346035.php?category=52)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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