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関節疾患のリハビリ~拘縮を予防しよう

高齢者の関節疾患では、拘縮に対するリハビリが大きなポイントになります。拘縮は、高齢者の生活動作を著しく阻害し、生活の質を低下させます。拘縮の基礎知識とリハビリの意義について説明します。

  

拘縮が起こる仕組み

関節の可動域が狭くなり、思うように関節の曲げ伸ばしができない状態が拘縮です。麻痺や安静を要する関節疾患などで動かすことができない場合、痛みから意識的に動かさない状態が長く続くと、拘縮が起こります。

 

体には、使わない部位の機能が低下する傾向があります。関節を長期間動かさないと、潤滑液の役割を果たす関節液の量が減り、関節の滑りが悪くなります。さらに、関節回りの筋肉が使われないため、筋弱くなり弾力性も低下してこわばります。

 

筋肉を動かさないことによる血流の悪化も起こり、関節周辺の細胞に酸素と栄養がいきわたりません。その結果、浮腫も発生して、ますます関節を動かしづらくなります。

このような悪循環から、関節の拘縮が進みます。

  

リハビリの方法と意義

関節は、3週間動かさないと拘縮にいたるといわれます。

そのため、リハビリは可能な範囲で定期的に関節を動かすということにつきます。

 

拘縮は「関節を使わないことによる機能低下」のため、こまめに関節を動かすことで予防、改善できます。

 

自力で動かせるなら、痛みを伴わない範囲で曲げ伸ばしをしましょう。自力で動かせないなら、介護者による他動運動を行います。

体位変換や排せつ時など、タイミングを決めて1日に何度も少しずつ動かすのが効果的です。

 

拘縮が改善し、関節の可動域が広がれば、おのずと日常動作もスムーズになり、体全体の運動量が増えます。

拘縮のリハビリは、全身状態の改善につながります。

  

拘縮のリハビリは、無理に行うと腱を傷める危険があります。医師や理学療法士の指導に従い、無理のない範囲で地道に進めましょう。

 (Photo by://www.ashinari.com/) 

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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