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ガン・悪性腫瘍

日本に多い扁平上皮がん、欧米に多い腺がん

 

日本において食道がんの発生は非常に多く、発生するがんの上位を占めています。

 

 

日本の食道がん

日本における食道がんはその約半数が食道の中央付近(胸腔の中)から発生し、4分の1が食道の下部から発生します。食道がんは食道の一番内側を覆っている粘膜の表面にある上皮から発生し、食道がんの9割以上が内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生する扁平上皮がんです。

 

欧米の食道がん

欧米では日本と違い、腺組織と呼ばれる上皮組織から発生する腺がんが多く、半数以上が腺がんです。腺がんの場合ほとんどは胃の近くの食道下部で発生します。ただし食道がんは食事に影響を受ける部分も多く、生活習慣を含め、食生活の欧米化が言われる現在では日本でも腺がんの増加が予想されています。

 

他の要因

こうして見ると食道がんの原因には食べ物が大きく関係していると見えます。確かに食道がまだあまり消化がされていない食べ物が通る場所であり、その食べ物の刺激をもろに受ける場所ですから食べ物と食道がんは大きく関係します。ですがそれ以外にも喫煙飲酒といった要素も大きく関係しており、欧米において腺がんが多いのもこれによるものと考えられます。

 

扁平上皮がんが減った欧米

日本では多く見られる食道がんの扁平上皮がんですが、欧米は数十年かけてその数が低下し、腺がんの方が多くなりました。この原因ははっきりわかっているわけではないのですが、一つの要因として考えられるのががん予防効果のための禁煙運動の促進です。欧米は日本よりも禁煙が進んでおり、喫煙に大きな影響を受けると考えられる上皮扁平がんの数が減ったと考えられるのです。白人に比べて喫煙率の高い黒人の方が上皮扁平がんの罹患率が高いということも、これを支持するデータです。

 

 

食道がんは様々な要因が絡み合って引き起こりますから、禁煙すればそれでいいというわけではありませんが、喫煙によって食道がんの発生を促進するのは確実です。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/01/21-033353.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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