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ガン・悪性腫瘍

急に進行が速まる!?食道がん

 

食道の壁は内側から順番に粘膜、粘膜下層、固有筋層、外膜の4つの層にわかれています。粘膜と筋層の間の粘膜下層には血管とリンパ管が豊富です。日本人が発症する食道がんの多くは食道の粘膜組織から発生する扁平上皮がんが大多数です。

 

 

食道の周りにある大切な器官

食道がんは食道の内面の粘膜から発生します。粘膜から発生したがんは広がるにつれて粘膜下層、筋層、外膜と広がっていくのですが、食道の周りには気管や気管支、心臓、肺といった大事な器官があるのでがんがこれらの臓器に広がることがあります。

 

血管やリンパ管が豊富な粘膜下層

さて、最初に書いたように粘膜下層には血管やリンパ管が豊富ですし、食道の周囲も同じく血管やリンパ管が豊富です。これによってがん細胞はリンパ液や血流に乗って食道を離れ、食道とは別のところに移動します。リンパに乗ったがん細胞はリンパ節でかたまりをつくり、腹部や首のリンパ節に転移することもありますし、血液の流れに乗ったがん細胞は肝臓や肺、骨に転移することがあります。このようにがん細胞が粘膜下層にたどりついたとき、急に進行速度が速まりますし、他の場所への転移が加速するので、こうなると食道のがん細胞だけを見ていればいいというわけにはいかなくなります。

 

進行速度の速い食道がん

こうした理由から食道がんはがんの中でも進行速度が速いがんの一つとして知られています。進行速度が早速い理由にはこの粘膜下層からの進行の急加速もありますが、初期段階での自覚症状の少なさも理由の一つと言えます。初期に病気に気づけないことが、病気の急速な進行に感じてしまうのです。

 

 

初期段階での自覚症状のなさと、粘膜下層からの急激な進行の変化が手伝って、がんに気づいたときには、がんが食道から他の場所に転移しようとしている段階だったというケースが多いようです。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/08/11-339512.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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