妊娠・出産
妊娠中の癒し。バスタイムに出来る簡単かゆみ軽減ケア
妊娠中、我慢の出来ない様々なかゆみ!頭から足先までとにかく痒くて辛い!という経験をされている妊婦さんや、産後になっても続くかゆみのトラブルにうんざりしている人も多いのではないでしょうか。
ホルモンのバランスや季節の問題、体調や肌の変化からトラブルになってしまいがち。せめて疲れている体を休められるバスタイムは、痒みに縛られずリラックスしたいものですよね。
今回はバスタイム特有の効果を利用した、かゆみ軽減ケア方法を紹介します。
1.入浴に保湿効果ある入浴剤を使う
肌のかゆみは乾燥から起こるものが多いため、保湿することが大切になります。
湯船につかるときは、保湿成分がたっぷりの入浴剤を使用してみましょう。乾燥で荒れている肌も保湿されることでかゆみが軽減できる上に、入浴剤の香りや湯船につかることで精神的にリラックス出来る効果も。
ママが心地よいと、赤ちゃんも気持ちよくなります。しかし、妊娠中はのぼせやすく、貧血や脱水症状が起きることもありますので、長風呂は厳禁です。
【体験談 Pick Up】入浴剤で血行促進
投稿者: こたつさん
予防策としては
・正しい姿勢を意識する(猫背にならないように)
・腹筋や背筋を鍛えること (マタニティヨガやスイミングに挑戦するなど)
・入浴で血行を良くしてマッサージをすると筋肉がほぐれて効果的
(バブなどの入浴剤を使うと効果アップ)
・マタニティガードルなどで支えて負担を軽減する (一部抜粋)
2.身体は「泡」で優しく洗う
かゆいからといって、体をゴシゴシ洗ってしまうと悪化の原因に。体を洗う時はゴシゴシとボディータオルを使って洗うのではなく、“泡で洗う”ことを心がけてください。
しっかりとした泡を作り、優しく、泡だけの力で毛穴の汚れを除去するイメージで洗います。かゆみがひどい時などはタオルを使わず、手だけで撫でるように洗い流すだけでもOK。
頭皮も、優しくマッサージをしながら洗うと良いでしょう。
3.洗剤液はきちんと洗い流す
シャンプーやリンス・洗顔液を綺麗に流しきることが重要です。流し残しがあると、洗い残しが原因で更なるトラブルを招く恐れがあります。
かゆみを起こさないためには清潔にすること。清潔にするためには、きちんと洗い流して、夜頃を落とすようにしましょう。
4.お風呂あがりに保湿クリーム
お風呂からあがると、すぐに肌は乾燥してしまいます。そのため、すこしでも早く保湿クリーム(化粧水)を塗り、潤いを閉じ込めることがポイントです。
保湿クリームや化粧水などは、肌に合うものを選んで使用しましょう。特に妊娠中は肌が敏感になりやすい時期なので、低刺激のものを選ぶと良いかもしれません。
ちょっとした改善の積み重ねが、良い結果に繋がります。
バスタイムでのケアの注意点
慣れないマタニティライフに、身体は自然と疲れやストレスを感じています。そのため、お風呂というリラックスタイムはとても大切な時間。悩んでいるかゆみからも解放され、落ち着く時間かもしれません。
しかし、リラックスできるからといって、お腹に赤ちゃんがいることを忘れてしまうと違うトラブルのもとに。妊娠中のバスタイムで注意すべき点も、必ず頭に入れておきましょう。
バスタイムでの注意点
・長風呂は厳禁!のぼせないように。
・お風呂場は滑りやすいので、滑らない工夫をすること。
・皮膚に強い刺激は厳禁!(ゴシゴシ洗わない)
・お風呂から上がったら速やかに水分補給。
かゆみはバスタイムにリラックスしながらケア
長い妊娠期間、かゆみなどのマイナートラブルは起こるもの。我慢したり、かゆい部分をかき続けてしまうと更なるトラブルになりかねません。
上手にバスタイムを利用してリラックスしながらケアをしましょう。体調の変化ともうまく付き合っていけるように工夫しながら、マタニティライフを楽しんでくださいね。
(Photo by:https://www.photo-ac.com/)
著者: カラダノート編集部