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手術後のリハビリで心機能が大きく改善!薬物療法や生活指導、メンタルにみる心臓病のリハビリ

心筋梗塞のバイパス手術では、術後に心機能が低下します。失われた心機能を改善させるのが、心臓リハビリテーションです。

 

早く、大きく改善

心筋梗塞の冠動脈バイパス手術をすると、心臓のポンプ機能はいったん低くなります。そのため、手術後は体を動かすだけでも苦しくなりますが、徐々に回復していきます。しかし、完全に元通りになるとは限りません。医師の指導のもとに、心臓リハビリテーションを効果的に行うと、心機能はより早く、大きく改善することがわかっています。

 

再発・死亡率とも減少

リハビリをきちんと受けた人では、受けなかった人に比べて、心筋梗塞の再発率が28%、死亡率は58%減少した、というデータがあります。したがって、手術後にはしっかりリハビリを続けることが必要です。

 

心臓機能を回復させるだけではない

心臓リハビリは、単に心機能を回復させることを目的としているわけではありません。心臓に負担となるすべての原因を解決していくことが重要です。したがって、糖尿病や高血圧、運動不足など、生活習慣病そのものを改善していきます。自分で勝手におこなっても、その効果は十分ではありません。心機能をモニターしながら、継続的に行うことが大切です。充実したリハビリ設備がある病院を選ぶこともポイントです。

 

心臓病のリハビリはどうやって行われるのか~心臓リハビリの内容や頻度とは 心臓リハビリでより健康に!?

リハビリテーションとは、普段の生活に戻るための、日常生活を送るための訓練です。

大きな病気をして体が弱っているとき、怪我によって一部の機能が弱っているときなどにリハビリが行われます。

そして、心臓病のリハビリも存在しています。

 

●心臓リハビリでより健康に

一度心臓病を患ってしまうと、もう普通の生活には戻れないのでは、と心配する方もいますがそんなことはありません。

心臓リハビリを受けることによって運動能力が高まるので、日常生活を以前とできるだけ似た形で過ごせるようになります。

そして、コレステロールコントロールを行うことで二度目の発作や心不全を防いで長生きにもつながるのです。

 

●週3-5回、3ヶ月のプログラム

心臓リハビリを通院で行うケースを見てみると、多いのは週3回から5回の通院、計3か月間のプログラムでリハビリ終了とするものです。

1回のリハビリは30-80分程度、最終的なリハビリ終了の決定は検査結果を見て判断されます。

 

●難しい運動はない!

心臓病を患う前にも運動をしたことはほとんどなく、リハビリテーションの運動についていけるか、と心配になるかもしれませんが、基本的にリハビリの運動は難しくありません。

自転車こぎやエアロビクスなどを通して身体機能を高めるのが目的ですので、無理にうまくやろうとしなくてもOKです。

また、負荷の程度を見ながら随時リハビリの内容の見直しも行われます。

 

心臓リハビリは週3-5回行われ、1回の時間は30-80分程度になることが多いです。

病院が遠くてリハビリに週何回も通うのは無理、という場合は入院リハビリを行って、正しいリハビリのやり方が身に着いたら自宅運動療法に切り替えます。

いずれにしても無理のない形で体の機能を回復させていきます。

 

運動によるリハビリだけじゃない!薬物療法や生活指導、心理面まで!多岐にわたる心臓リハビリ

リハビリテーションと言えば怪我や病気から回復したばかりの体をしっかり日常生活に馴染ませるためのものです。

そのため、運動によるリハビリが想像されやすいのですが、心臓リハビリでは運動以外の面でもリハビリをしています。

 

1.食事についてのリハビリ

心臓病は生活習慣病から引き起こされるケースが非常に多く、生活習慣を改善しないと今後も心臓発作のリスクが高いままです。

そのため、心臓リハビリでは食事療法や栄養教室などで食生活の改善を図れるように工夫しています。

個別の栄養相談では、自分に合った食事モデルを栄養士と一緒に作っていけるメリットもあります。

 

2.薬物療法や生活指導のリハビリ

心臓病と今後も付き合っていくには薬の存在は欠かせませんので、薬に対しての正しい知識、生活全体に対しての正しい知識も必要です。

運動リハビリのように体を動かすのではなく、講義形式や面談形式によって薬物療法、生活指導といったリハビリを受けます。

 

3.心理的リハビリ

心臓病の治療によって、長い間職場にいなかったこと、社会生活と隔絶されたことは、再び社会生活に戻るときには負担になることもあります。

ストレスは生活習慣病全体にもよくないので、ストレスとの付き合い方を学んだり、心理療法で自分の心や性格のクセを知ったりすることがリハビリ・二度目の発作予防になります。

 

心臓リハビリには運動以外に食事、薬物、心理的リハビリなどがあり、さまざまな専門家がチームを組んでリハビリを支えてくれるのが一般的です。

どのようなリハビリを提供できるかは病院によって大きく違いますので、心臓リハビリについて電話やメールなどで問い合わせてからリハビリ施設を考慮してみるのもよいでしょう。

(Photo by: http://www.ashinari.com/2011/12/01-354132.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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