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がん治療で重要な病期(ステージ)分類

        
体調が悪くて病院を受診し、いろいろな検査をしたところ、まさかの「がん宣告」をうけてしまったとします。

すると人は少なからずショックを受けて呆然としてしまいますが、その後必ず出る質問が、「助かるんでしょうか?」「自分はあとどれくらい生きられるのでしょうか?」と言った病期やがんの進行具合に関する内容です。


医師はその説明をする際、患者の精神状態や社会状態を考慮しつつ、その方のがんの病期(ステージ)を踏まえながら、今後のがんの治療方針を患者と一緒に決めていきます。


がん患者の治療方針を決める際に、最も重要なのはがんの広がり具合がどの程度なのかを、正しく、かつ迅速に診断し『正確な病期分類を行う』ことです。

不十分な病期診断で、誤った治療方針を立てることは決して行ってはいけないことです。


しかし、がんの広がりを把握することにこだわるあまり、検査ばかりが増え、治療費はいるタイミングが遅れることも避けなければいけません。


がんに関する検査は、高額なものが多く、検査が増えると医療費も高額になってしまいます。

最近は主要ながんについては「診療ガイドライン」が各学会から出版されており、例えば肺がんであれば、事前にどのような検査が手術前に必要なのかが詳しくわかるようになっています。

医師は個人の独断で誤った方針を取ることのないように細心の注意を払って、がんの治療にあたります。


がんは診断時ですでに、他の臓器に転移しているばあいよりも局限している(転移していない)場合のほうが生存率が高いことが判っています。

医師は、単にその場しのぎの治療ではなく、長期的な展望も視野に入れつつ、治療の大まかな流れを患者に説明します。

病期(ステージ)診断というのは、まさにその根幹をなすもので、すべてのがん患者の治療において欠かすことのできないものといえます。


その病期(ステージ)分類の基本となるものとして、UICC(International Union Against Cancer:国際対がん連合)が万国共通の診断基準を提唱したTNM分類というものがあります。

このTNM分類の一般的定義が全領域の腫瘍に適用されます。

日本では過去、それぞれの学会が提唱する独自の分類を行ってきた経緯もありますが、現在は各学会における各種がん取扱いにおいてもTNM分類を使用しています。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/10/14-383240.php?category=3 )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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