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外科的手術が適応かどうかの医師の判断基準って?がんの治療

  

がんの治療をしていくなかで、「あなたの場合は手術が適応ですがどうしますか?」という質問を受ける場合があるかと思います。

では、医師は手術が適応かどうかをどう判断しているのでしょうか。

 

手術が適応かどうかを判断する基準


1.その人にとって、外科治療がもっとも有益な治療法であるかどうか。


2.外科手術の危険性(出血や手術が体に与える負担など)を、その効果が上回っているかどうか。


3.外科手術を行うことによって、患者さんの生命予後が改善する率が高いかどうか。

 

医師は検査や臨床診断により、その方のがんの病期を判断します。そしてその病期により、手術が可能かどうかを判断するのが通常です。

 

しかし、その方が高齢であったり、糖尿病や心臓病、腎機能や肝機能の低下が著しい場合などは、手術がその方に与える悪影響のほうが強いと判断され、手術適応でないとされる場合もあります。

 

また、手術適応であったにも関わらず、いざ開腹してみたら手術ができなかったという話も聞きます。

これは、画像診断などで判断しきれなかった腫瘍の浸潤などにより、腫瘍を摘出することで死に至る危険性が高い場合(腫瘍が別の主要臓器や動脈と癒着していたなど)と、多臓器転移遠隔転移を認めていた場合などがあります。

これは、手術ができるかどうかかなり際どいケース(病期)で手術に踏み切った場合などが多いようです。

 

最近は、同じ手術でも、メスで広い範囲を切開する手術ばかりでなく、内視鏡で小さな穴を数か所開けるだけで可能な手術も多くなりました。(腹腔鏡手術など)

 

これは、今日の画像診断が進化したことで、腫瘍の細かい大きさや浸潤の程度、位置などが事前にわかるようになったおかげですが、内視鏡手術は身体に及ぼす影響も少なく、術後の患者のQOL(生活の質)も下がりにくいということで注目されています。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/02/28-376736.php?category=9 )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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