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がんの骨転移には痛みの緩和が必要! 骨転移に対する治療とは

 

がんが原病巣から移動して、身体の他の箇所に新しい腫瘍が形成されることを、転移と言います。

 

この言葉の通り、がん細胞は、進行していく過程で周囲の組織へと拡がり、血液やリンパの流れに沿って、別の臓器へ移動し、またそこに拠点を置いて大きくなります。

がんができた原発巣のコントロール(外科治療、化学療法、放射線治療など)がうまくいっても、最終的に転移巣が大きくなって、予後不良となることが多いとされる所以です。

 

悪性腫瘍の場合、様々な原発巣からに転移するケースが報告されています。

特に前立腺癌は、通常、骨に転移すると言われています。

 

腫瘍が骨に転移することで、骨痛、病的骨折、神経麻痺、高カルシウム血症などが引き起こされます。

 

がんが転移することで感じる痛みの第一位が、この骨痛だとされているほどです。

骨転移に対する治療は、主には放射線治療、手術、薬物療法がありますが、それらの目標は骨合併症を減らし、患者のQOL(生活の質)を改善させることにあります。


骨転移に対する照射線治療は痛みの軽減、病的骨折の予防、麻痺の予防効果があります。

痛みが強い場合や骨折を起こしそうな場合、神経症状がある場合には、すぐに放射線療法を検討する必要性があります。


外科的治療としては、長管骨の骨折時や骨折予防目的で手術を行う場合があります。


薬物療法としては骨合併症の頻度を減らす目的で、破骨細胞の活動を阻害し、骨の吸収を防ぐ「ビスホスホネート剤」の投与を行ったり、強い骨痛に対して鎮痛剤を用いたりします。


しかし、薬物療法に反応しない疼痛で、他の薬物療法が適切でない場合は、鎮痛補助薬の導入や硬膜外ブロックなどによる痛みを緩和する治療を検討する必要があります。


どちらにしても、患者のQOLを改善することを第一に考え、治療が進められていきます。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/01/27-356358.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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