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ガン・悪性腫瘍

がんの転移が多いとされる脳転移 脳転移の治療はどんなもの?

        

がんが原病巣から移動して、身体の他の箇所に新しい腫瘍が形成されることを、転移と言います

はがんが転移を起こす場所としては「好発部位」であり、多くの場合問題となる様々な神経症状を引き起こす、とても厄介な部位でもあります。


脳転移をきたしやすいがんの原発巣としては、肺がん(60%)、消化器系がん(15.7%)、乳がん(10.6%)、腎泌尿器系(6.4%)とされ、転移巣の大半は大脳半球で、小脳への転移は15%程度だと言われています。

 

主な症状として
1. 頭痛
2. 嘔吐
3. 運動機能障害
4. けいれん
5. 精神機能障害(記憶の混乱や幻覚など)

 

また、脳の組織の問題上、進行する度合いも早く、数日から数週間で進行する例が多いと言われています。

時に、脳転移病巣からの出血で、急激に症状が現れたりする場合もあります。


症状の緩和目的で、副腎皮質ホルモン(ステロイド)やけいれん発作を伴う場合には抗けいれん薬を用います。


脳転移に関する治療としては、主として放射線治療手術となります。

その適応については、脳転移病巣の数、大きさ、部位、全身状態、症状によって決まります。

多発性脳転移ですべてを切除することが不可能であっても、症状によってはその原因となる病巣を切除する目的で手術をする場合もあり、こうした適応については脳外科医や照射線治療医ともよく相談して行う必要があります。


また、以前は手術ができなかった脳の根幹部分であっても、最近では重陽子線で腫瘍をピンポイントで治療する技術も開発されてきました。

こちらはまだ先端医療として保険適応にはならなっておらず、高額な治療費が必要となりますが、原発病巣のコントロールが良好である場合は、その治療が有効だとされるケースも多くあります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/11/17-373078.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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