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薬の服用のせいで腎臓が傷つく?薬が原因で起きる急性間質性腎炎

 

 

腎臓は、血液から不要なものを除去して排泄する臓器です。血液は、腎臓の糸球体で濾過され、不要なものが尿として排出されます。

 

体の毒を出すための腎臓

腎臓で不要物として排泄されるのは、余分な水分と低分子の化合物です。過剰な塩分などのミネラル分も、尿から排出されます。また、薬を飲んだり注射したりすると、薬効成分は血液に乗って全身を循環した後、主に腎臓から排出されます。腎臓から排出されるまでの間、体で薬が効果を発揮するわけです。

 

腎臓に傷をつける薬

腎臓では、細かいメッシュのような構造で、不要な低分子の物質を水分と一緒に排出するのですが、この細かいメッシュを目詰まりさせたり、腎臓の細胞が炎症を起こしたりすると、この濾過機能が低下してしまいます。

 

アレルギーによるもの

まず、薬物によるアレルギーで、腎臓に炎症が起こることがあります。ペニシリンなどの抗生物質や利尿剤、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症剤などは、腎臓にアレルギー反応を起こしやすいと言われています。これは体質にもよりますが、アレルゲン(アレルギーを起こす物質)が体内に入ってから、5日から5週間くらいの幅広い期間に起こります。薬を長期服用するようになった場合などに、注意が必要です。

 

腎臓の細胞に影響するもの

アレルギーではなく、薬の成分そのものが、腎臓の組織や細胞に傷を付け、慢性の間質性腎炎となることがあります。非ステロイド性抗炎症剤などは、徐々に腎臓に影響し、最長18ヵ月もかけて腎炎を引き起こすことがあります。また、シスプラチンなどの白金系抗がん剤は、腎臓の細胞を破壊し、腎臓内に閉塞を起こして腎盂炎、腎不全を起こす副作用があることが知られています。

 

 

間質性腎炎は、こうした薬物によるもの以外にも、感染症によるものもあります。薬物が原因の場合、症状として出てしまうと、すでに腎臓へのダメージが大きくなっていることが多いため、注意が必要です。高血圧なども、腎炎を加速する要因ですので、利尿剤などを処方され、継続的に飲む場合や、長期間抗生物質を服用する場合などには、アレルギーや尿についても注意しておきましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2007/06/30-002846.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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