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介護・認知症

脳血管性認知症の様々な症状を知ろう

       

脳血管性認知症によって現れる症状は実に多彩です。

記憶障害を中心に知的機能の低下、認知機能障害、それから生じる様々な能力が低下することにより、それまで行ってきた社会生活や日常生活を送ることが困難になってきます。

 

また認知症の種類によって対応や予後も変わってくるため、認知症性疾患を鑑別し、認知症の重症度を適切に評価することが重要です。


脳血管性認知症(vascular dementia:VD)は脳血管障害に関連して出現した認知症の総称です。

脳血管性認知症は原因や病変の部位、拡がりに様々な様相を示しますが、以下のような特徴を示すことが多くみられます。

 

脳血管性認知症の症状
1. 多くの例で脳卒中発作の既往がある。脳卒中後に、あるいは段階的に痴呆が進行する。


2. 早期には、知的機能の残っているところと低下しているところがあり、人格も比較的よく保たれる。俗に「まだら痴呆」とも呼ばれ、しっかりしているところと、痴呆症状が顕著にみられる場合とが混在している。


3. 病識があり、うつ的になることがある。


4. 全片麻痺、構音障害、嚥下障害、歩行障害などの局所的神経症状を伴うことが多い。


5. 比較的穏やかな性格であるが、感情失禁(泣く)を伴いやすい。

 

脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症では、CTやMRIなどの画像診断で比較的容易に判断がつきます

当然のことながら脳血管性認知症の場合、多発性の梗塞性病変や大脳白質の広い病変、大梗塞などの病変が認められます。

アルツハイマー型認知症の場合は、これに対して脳の委縮や脳室拡大は見られても、血管性病変は一般にはみられません。(ただし、小梗塞が存在することはあります。)


しかしながら、病理学的に認知症を来す血管性病変とアルツハイマー型認知症の病変の並存する混合型認知症というものもあり、簡単のようにみえる臨床診断も現実的には難しい場合もあるので、そのような場合は専門医の判断に従い治療を受けることが賢明と言えるでしょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/11/18-373104.php?category=176 )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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