カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 介護・認知症 >
  3. 認知症 >
  4. 脳血管性認知症 >
  5. 症状 >
  6. 脳血管性認知症に多い、ビンスワンガー型白質脳症

介護・認知症

脳血管性認知症に多い、ビンスワンガー型白質脳症

脳血管性認知症(vascular dementia:VD)は脳血管障害に関連して出現した認知症の総称です。その発症頻度はアルツハイマー型認知症に次いで多くなります。

 

脳血管性認知症の分類

1. 多発梗塞性認知症(large vesselの閉塞)

2. 小血管病変による認知症(small vesselの閉塞)

3. 低灌流性脳血管性認知症

4. 脳出血性脳血管性認知症

 

ビンスワンガー病 

小血管病変による認知症(small vesselの閉塞)は、さらに「多発性ラクナ梗塞」と「Binswanger病(ビンスワンガー病:進行性皮質下血管性脳症)」に分けられます。

 

ビンスワンガー病の場合、脳血管性認知症としては比較的頻度が高く、その代表的なものの一つとして知られています。ビンスワンガー病は大脳白質が広く障害されることが特徴です。

 

この疾患は高血圧との関係が深く、病理学的には脳動脈の高度の硬化(太い動脈から実質内、特に白質内の小・細動脈に至る動脈硬化)を基盤とした広汎な白質病変が特徴的とされています。

 

主な症状と臨床所見は以下の通りです。

 

1) 50歳後半ごろに発症し、年々進行性である。

2) 記銘・記憶障害、思考力の低下、人格変化、失見当識を示す。

3) 仮性球麻痺や構語障害は良くみられるが失語症は示さない。

4) 最終的には高度の認知症と仮性球麻痺症状を呈する。

5) 高血圧と高度の動脈硬化はあるが進行麻痺とは異なり梅毒反応は陰性である。

 

以前は梅毒による神経症状である進行麻痺が症例的にも多くみられたため、進行麻痺との鑑別が重要事項でしたが、最近では進行麻痺の症例が少なくなったため、比較的上記症状を伴うものがビンスワンガー病であるという診断予測をしやすくなっているようです。

 

しかし血液検査による鑑別は未だに必須となっているようです。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

症状に関する記事

脳血管性認知症には4タイプある!4タイプの脳血管性認知症における経過

  身近な人が認知症になったとなれば、病気のことはもちろんですが介護や普段の生...

アルツハイマーの次に多い認知症!脳血管性認知症を知ろう

  脳血管性認知症とはどんな病気? 脳血管障害(脳血管の病気)によって、...


記憶障害、運動障害、感情障害など…脳血管性認知症の症状について

      脳血管性認知症は、脳卒中(脳血管障害)が原因で起こる認知症です...

脳血管性認知症に多い、多発梗塞性認知症

               認知症は大きく分けてアルツハイマー型認知症と脳血...

カラダノートひろば

症状の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る