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脳血管性認知症に多い、多発梗塞性認知症

              

認知症は大きく分けてアルツハイマー型認知症脳血管型認知症に分類されます。

脳血管性認知症(vascular dementia:VD)は脳血管障害に関連して出現した認知症の総称です。

 

その発症頻度はアルツハイマー型認知症に次いで多く、様々な病型に分類されています。

脳血管性認知症として一般的によく知られているのは、ビンスワンガー病と多発性梗塞性認知症です。


多発性梗塞性認知症(multi-infarct dementia:MID)とビンスワンガー病の違いについては、未だに曖昧な点が多く、ビンスワンガー病の病変の軽いものが多発性梗塞性認知症とする考え方も存在しています。

多発性梗塞性認知症という診断名は好んで用いられているようですが、その定義はかなり曖昧であると言えるでしょう。


あえて定義するとしたら、臨床症状からはビンスワンガー病と区別できないが、病理学的には白質、基底核を中心とする多発性小梗塞を特徴とし、白質病変の紅斑なものは含めないものです。主な症状としては次のことが挙げられます。

 

1. 痴呆症状があり、脳血管性認知症の特徴を示す。
1) 思考力の低下、思考の遅さ、記憶・記銘の障害、精神的に不安定になりやすい。
2) 初期はまだら痴呆で人格は保たれる。多弁・多動・多幸状態は一般に示さない。
3) 痴呆は段階的に、あるいは徐々に進行する。


2. 構音障害、動作緩慢、筋固縮、小歩、すくみ足、不全片麻痺などを示す。


3. 高血圧所見や高血圧に伴う多臓器所見が見られることが多い。

 

これらの症状が、ビンスワンガー病との症状とほとんど差異が認められないため、ビンスワンガー病と多発梗塞性認知症はその白質病変の広がりの差に過ぎないのか、原因が根本的に違うのかの研究が行われていますが、未だこれと言うはっきりとした理論が見つからないのも現実のようです。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/12/13-374076.php?category=176 )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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