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生活習慣病

40~50代の心筋梗塞とは違う!?高齢者の心筋梗塞の特徴

 

心筋梗塞とは、心筋に酸素と栄養素を運ぶための冠動脈に血栓ができ、心臓へ十分な血液を供給できなくなったために、心筋が壊死してしまう虚血性の疾患をいいます。

 

虚血性心疾患の原因は動脈硬化による血管内狭窄や、脂質異常代謝や高血圧などによる血管の粥状変化です。


人はある程度の年齢になると、血管も同様に老化し、動脈硬化病変を起こしやすくなります。特に狭心症や心筋梗塞は高齢者に多い病気とされていますが、40~50代で発症する心筋梗塞とは若干違う特徴をあらわします。

 

高齢者の急性心筋梗塞の特徴としては、次のようなものがあります。


1. 性差がなくなり女性での症例が増える。
2. 無痛性ないし無症候性梗塞が多い。
3. 多枝病変が多いため陳旧性梗塞合併例、心電図変化としては非Q波梗塞が多い。
4. 心不全、ショック、心破裂が比較的多く、予後不良である。
5. 加齢に伴う脳や腎臓などの多臓器合併症の合併が多い。

 

このように高齢者では基礎に重篤な病態があるにもかかわらず症状が軽かったり、合併症を引き起こしやすく、死亡率が高いことが特徴です。

そのため急性期の治療のタイミングを逃してしまうと延命率が圧倒的に下がるため、早期の診断と治療が大切です。

 

典型的な症状としては胸骨中央部の絞扼感(強い締め付け感)、圧迫感が長時間持続する前胸部痛で、ニトログリセリンなどの硝酸薬は無効で疼痛の緩和には麻薬を要するほどです。

 

しかし、加齢とともにこのような激痛ともいえる胸痛を伴う例は減少します

発症24時間以内に心臓の冠疾患集中治療室(CCU)に収容された症例でも、心不全症状(呼吸困難やショック)、消化器症状(嘔吐、上腹部痛)、意識障害などの症状をあらわす例が加齢とともに増える傾向にあります。


高齢者の場合は心筋梗塞の自覚症状が軽いことが判っています。

おかしいと思ったら決して放置せず、軽い胸痛でも軽視することのないようにしましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/01/15-375104.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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