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妊娠・出産

妊娠中期の妊婦~体重・赤ちゃんの状態・つわりのぶり返し…悪阻の種類や時期・対策も!

妊娠中期になると、つわりがまだ終わってない人・再開してしまう人・つわりのつらさから解放された人…さまざまな妊婦さんがいます。

ただ、お腹が大きくなるにつれて、新たなつわりの要因ができてしまいます。

 

今回は、つわりと妊娠中期についてまとめました。

また、妊娠中期のつわりでは、どのような対策をとると良いでしょうか?

見ていきましょう! 

 

妊娠中期ってそもそもいつ?

妊娠中期とは、妊娠5か月(16週)から妊娠7か月(27週)までのことです。

 

それまであったつわりもおさまり、あかちゃんに栄養を送っている胎盤も完成することで流産のリスクもぐんと低くなる時期です。

 

「安定期」とも言われ、妊娠に対する戸惑いも薄れて、心身ともに一番安定し手過ごしやすい時期と言えるでしょう。

 

・妊娠5ヶ月

食欲が戻り、母体も皮下脂肪がつきやすくなります。また、黄体ホルモンの影響で体がむくみやすくなります。

むくみがひどい時は妊娠中毒症の可能性もあります。病院で相談してみましょう。

 

・妊娠6ヶ月

お腹が目立ってきます。皮下脂肪がついて体が丸みを帯びてきます。

乳首をはじめ、体のあちこちに色素沈着がおきます。

シミやソバカスなど肌トラブルが起きやすいでしょう。

 

・妊娠7ヶ月

お腹がさらに大きく重くなることで、仰向けで寝ることがきつくなってきます。

妊娠前に比べ7~8kgほど増えるので当然ですが、少し動いただけで息があがってしまいます。階段などはゆっくり上りましょう。

 

お腹や太ももに妊娠線があらわれるので、気になる人は保湿をしっかりして、産後に残らないように注意しましょう。

 

ママと赤ちゃんの状態は?

ママの子宮は大人の頭くらいに成長します。また乳腺も発達してくるため、乳房も少しずつ膨らんできます。

乳首の色や形が変わり始めるママもいるかもしれません。

 

おっぱいやお腹がふっくらとして、だんだんと妊婦らしい体系になるのがこの時期です。

 

超音波検査は12週を過ぎた頃から、経腟プローブが経腹プローブに変わっているため、よく見るお腹に当てる超音波検査になります。

 

また、このころの赤ちゃんは全体的なバランスが、産まれるときの状態に近づいていきます。

骨格や筋肉も発達するため、20週頃には小さな胎動を感じれるママもいるでしょう。 

 

体重管理に注意しよう!

妊娠による体重増加は自然なことですが、つわりが治まる妊娠5ヶ月ごろから食欲旺盛になり、皮下脂肪もつきやすくなるため、急激な体重増加には注意しましょう。

体重が増えすぎると妊娠中毒症などのリスクが高まり、出産にも響きます。

 

<妊娠中の体重増加量の目安>

・やせ体型(BMI18.5 未満)

妊娠全期間を通して:9~12kg

妊娠中期~出産までの1週間あたり:300~500g/週

 

・ふつう体型(BMI 18.5~25)

妊娠全期間:7~12kg

中期~出産まで:300~500g

 

・肥満体型(BMI 25以上)

妊娠全期間:5kg

中期~出産まで:医師との相談

 

妊娠中のつわり

・つわりの原因は?

妊娠するとつわりになると考えている方も多いかと思いますが、重度のつわりになる方は妊婦全体の20%ほどで、程度の軽いつわりや、つわりのような状態を感じる程度といった方がほとんどといわれます。

 

実は「つわり」の原因ははっきりとは解明されていません。

しかし、いくつか原因と考えられていることがあります。

 

・考えられるつわりの原因

・妊娠によって大量に分泌されるホルモンの影響で、身体が急激に変化し過ぎてしまい、調整機能が追いつかないため

 

・胎盤が未熟である間は妊婦の身体が胎児を異物と認識してしまい、アレルギー反応が出ている

 

・急激な身体の変調に自律神経のバランスが崩れ、一種の自律神経失調症を起こしている

 

・激しく動いて流産をしないように母体と胎児を守るため、身体の中の毒素を出すため

 

などといった考え方があるようです。

はっきりわかっていない原因でも、考えられる可能性がこれほどあるように、つわりの発生の仕方は人それぞれといえるのです。 

 

妊娠中期のつわり

妊娠が安定期に入れば「つわり」は終わると思っていたのに、妊娠中期になっても変わらない、もしくは再発・ぶり返しが起こるということはがありますよね。

自分だけでは?と不安になることもあるかもしれませんが、この症状は比較的よくあることのようです。

 

中期なのにつらい!なぜ?

妊娠中期にみられる「つわり」の特徴は胃のムカムカといわれます。

このムカムカの原因は、胎児の成長と共に大きくなった子宮が周囲の臓器や器官を圧迫し消化不良を起こしてしまうからといわれています。

 

この他にも、大きくなった子宮に圧迫されることで、これまでなかった不調を感じる方もいらっしゃるようです。

 

つわりを始めとする症状はつらいですが、赤ちゃんが順調に育っていると思えば我慢のし甲斐もあるのではないでしょうか。 

つわりはどの時期になっても、病気ではありません。

 

しかし、妊娠中期以降のつわりには、早産の兆候となる要素が含まれている可能性があります。

おかしいと感じたら、医師に相談してみましょう。

 

胃のムカつきからくるつわり

妊娠初期から感じるつわりの多くは胃の違和感や不快感です。

 

空腹時に気持ち悪くなったり、逆に何か食べてしまうと気持ち悪くなったり、つわりのタイプは様々ですが、胃のムカつきからくるつわりには、1回の食事量を減らして回数を多くしたり、胃に合う食材を見付けることが対策となります。

 

胃や腸の圧迫感からくるつわり

中期になると、お腹が大きくなってくることから、胃や内臓の圧迫が原因で気持ち悪さを感じてしまう人も多くいます。

 

これは後期に近づくにつれて、だんだん圧迫感は増していき、苦しさは増減してしまいます。

胃の圧迫感からくる悪阻には、できる限り横になって休む・締め付けない衣類を選ぶなどの工夫が必要です。

 

妊娠中期のつわりがつらい…病院受診の目安は?

つわりはほとんど誰にでも起きることだし、それで病院に行ってもいいのかな、と思う方も多いようです。

つわりで病院に行くのは一般的で、病院でもつわりの治療には慣れているので安心してください。

 

体重が減り始めたら病院へ

妊娠中は普通体重が増えます。

胎児が育つにつれてある程度体重が増えるのは、妊婦としては普通の状態です。

 

逆に心配した方がよいのは、体重が減ってきたときです。

妊娠中に体重が減るということは赤ちゃんに適切な栄養が行っていないかもしれません。

 

つわりで吐き戻しが多いと体重が1週間に2-3kg減ることがあるかもしれませんが、3-5kgの体重減なら病院へ行ってください。

 

中期つわりでも、初期つわりと同じ治療

つわりの原因となるのはホルモン、そして中期以降は赤ちゃんがお腹を圧迫するためです。

ただ、つわりを直したいからといってホルモンの出を悪くしたりすれば当然出産に影響しますし、赤ちゃんを下におろすのももっと危険です。

 

そのため、つわりに対する治療はお母さんと赤ちゃんがしっかり栄養を摂れるようにすることに尽きるのです。

 

初期・中期・後期のつわりで病院に行っても、点滴を使用した栄養摂取を行うのが治療方法です。

 

つわりは多くの妊婦さんに起きる症状ですが、体重が減り始めたら病院に行った方がよいです。

 

つわりの時にやってはいけないこと

つわりの症状はいくつかあり、その対処方法もそれぞれですが、絶対にやらない方が良いとされることがあります。

 

・何も食べない

まず、「吐きつわり」の方などがやりやすい何も食べないといった状態です。

過度の空腹は、胃の粘膜が荒れる原因にもなりますし、粘膜が荒れると「つわり」に加えた食欲不振が生まれてしまいます。

 

また、栄養が不足することで赤ちゃんに十分な栄養が行き渡らなくなってしまうと共に、自分自身も低血糖やめまい、貧血などを引き起こしてしまう可能性があります。

 

・アルコール・ジャンクフード

次に、医師にも必ずいわれるとは思いますが、アルコールの摂取は止めておきましょう。

併せて、ジャンクフードやインスタント食品も塩分糖質の過剰摂取をまねきますので控えるようにしましょう。

 

・食べ過ぎ

そして、意外かもしれませんが食べ過ぎもやってはいけないことです。

「食べつわり」の場合、食べる回数を増やして量は増やさないようにしましょう。

 

妊娠初期はまだ問題ないかもしれませんが、中期以降は体重管理も妊婦の大切な仕事です。

つわりを理由に食べ過ぎの習慣をつけてしまうと、後々困ることになる可能性があります。

 

妊娠中期のつわり対策

・外出をし新鮮な空気を吸う!

・締め付けない下着、衣類を着用する

・胃への刺激が弱い食材を食べる(辛いものなどは控える)

・水分をしっかりとる

 

肩こり・腰痛を避けたい!妊娠中期のラクな姿勢

妊娠中期のママの身体は、お腹が重くなることで筋肉の使い方も変わってきます。

姿勢が悪いと肩こりや腰痛などのマイナートラブルの元です。また苦しい姿勢は赤ちゃんにも負担をかけているかも知れません。

 

・まっすぐ立つ

妊娠中は、無意識にお腹をかばうような姿勢になっていることが多いです。

そのため、背中が曲がり、血行が悪くなることで、腰痛や肩こりなどの症状が出てしまいます。

 

背筋をのばし、前を向いて歩きましょう。

できるだけヒールの低いフラットな靴を履いた方が良いです。

 

・座るときは背もたれに体を預ける

仕事でパソコンを使う時など、どうしても前かがみになるため、お腹を圧迫し苦しくなってしまいます。

お腹がきゅうくつだと赤ちゃんも苦しいはずなので、ときどき背もたれに体を預けて解放させてあげましょう。

また、デスクの下に足台を置き、足を少しあげると腰の負担が楽になります。

 

・階段は手すりをもつ

お腹が大きくなると、まっすぐ下が見えなくなります。

階段は危険なので、手すりをもちましょう。

上りは体力的にもきついので、ゆっくり一歩づつ上り、途中疲れたら休むようにしましょう。

 

・寝るときはラクな姿勢で

昼間の忙しさから解放されてベッドに横になると、赤ちゃんもストレスから解放されてよく動きます。

胎動を感じながら、ママも赤ちゃんも楽な姿勢で眠りにつきましょう。

 

妊娠中期~後期にかけてはお腹がだんだん重くなり仰向けが苦しくなるので、横向きに寝ましょう。

股の間にクッションを挟むとラクに寝られます。

 

・あぐらで座る

「あぐらは良くない」という人もいますが、お腹を抱えるような体勢になるのでラクになります。

 

股関節まわりの筋肉をやわらかくして安産にもつながりますので、自宅で座るときなどは、あぐらで座ってOKです。

ただし背中を丸めない・足を組まないように注意してください。

 

最後に

妊娠初期から続くつわりが楽になり、少しずつマタニティライフも慣れてきたころ、初期で感じたつわりの再開や、胃・内臓の圧迫感が始まるのは妊娠中期からです。

 

お腹が大きくなるにつれて、胃や腸・肺の圧迫感が増していきます。

出産に向けて、体質の変化も出てくる時期なので、無理のない生活がいちばん大切です。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/ )

著者: hatamaiさん

本記事は、2016-08-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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